ブログランキング36

【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

  • 記事数 2377
  • 読者 571
  • 昨日のアクセス数 6653

12月《392》

しおりをはさむ

テーマ:小説 > BL

2017/10/06 21:10:51

  • 37
  • 1

☆ボクはそれでも恋をする☆       





タクミはふと両親の事を思い出した。


「卒業したら、父さんと母さんに挨拶し
ないとな」


そうは思っても、タクミもかなり意固地に
なって家を飛び出したので、簡単には敷居を
跨げなかった。










そして迎えたクリスマスイブ。

カオルはButterflyでイベントがあるため
2人で過ごすことは叶わなかった。


ピリリリ、ピリリリ、ピリリリ……


寮の部屋に一人でいるタクミの所に電話が
かかってくる。


「ん?誰?」


机のふちにあるスマホを覗き込むと…


『シン』


とある。


「!」


覚えているだろうか、12月24日は小和田シンの
誕生日である。


「もしもし!シン!お誕生日おめでとう!!!」

『うおっ!おぉ、サンキュウ』

「電話しようか迷ってたんだ。ごめんね」

『いやいや、俺もタクミとカオルさんの邪魔
じゃねーかと思って、遠慮してたんだ』

「ええー、遠慮なんていらないのに」


椅子から立ち上がり、背伸びをしながら
シンの声に耳を傾ける。


『タクミ、お前、今何処にいるんだ?』

「大学の寮だよ」

『はぁ?カオルさんの店じゃねーの?』

「うん、今日はパーティーだから、ボクは
出入り禁止なの」

『なんだそれ?パーティーだから、一緒
じゃねーのか?』

「ま、いろいろね」


今夜のbutterflyは、どうやら如何わしい
パーティーが行われるとか……。


『だったら、こっちに呼べばよかったな』

「何かやってるの?」

『お誕生日会♡』

「ぷぷぷっ」


幼稚園児のような響きにタクミが吹き出す。


『笑ったな』

「ごめん、ごめん」

『なぁ、今からでもいいから、来いよ』

「どこでやってるの?」

『俺んち』

「京都の?」

『地元の』

「ばーかー」







同じテーマの記事

コメント1

しおりをはさむ

  1. キャロラインさん(41歳)ID:6611395・10/07

    もうシンの誕生日なのね😘
    電話で二人が話してることに感激😂

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

10/20 編集部Pick up!!

  1. 未婚なら複数交際するのはありか
  2. 子連れに謝罪され感じたこと
  3. 妊娠報告に「バカなの」と義両親

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3