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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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優しさ《391》

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テーマ:小説 > BL

2017/10/05 17:39:41

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





楽しいお家デートも終わりをつげ、タクミは
寮へ戻っていった。

1人になったカオルは、タクミの座った
ソファに座り、誰もいない空間をぼんやり
見つめていた。


「はぁ……」


1日に何度もため息をつく。


「何があいつの為なんだろう。眩しい未来が
まっているタクミの手を離す心の準備はでき
ている。しかし、あいつはそんな事、望んで
いないだろう……はぁ……」


タバコに火を点け、深く煙を吸い込む。


フゥ~~~~~


「優しすぎるんだ……タクミって奴は…」


吸い殻が山の様になった灰皿で、吸っていた
タバコをもみ消し、立ち上がる。


「今は考えるよりまず、チーフをなんとか
しないとな……」


仕事用のスーツに着替え、マンションを後
にした。






それからは瞬く間に時は過ぎ、街にキラキラ
とイルミネーションがともる季節が来た。

大学は冬休みに入り、年末年始は実家で
過ごすというガクは、早々に東京へ帰って
しまう。

タクミは寮に残り、卒業試験用のレポートを
作っていた。


コンコンコン


「ん?はい。どうぞ」


ノックの音がして、寮の管理人が現れた。


「梶くん、年末年始は実家へ帰らないのかい?」

「ああ~、はい」

「親御さん、淋しがってないかな?」

「大丈夫ですよ。ここへ入学するとき、卒業
するまで帰らないって、宣言しましたから」


ちょっと淋し気にタクミが言うと、管理人は
タクミの頭に手を乗せた。


「そうは言っても、親は子の顔が見たい
ものだよ。私の息子はもう社会人で、30歳
を過ぎてるけど、やっぱり正月くらいは
顔を見たいって思うからね」

「そんなもんなんですか?」

「そうだよ。しかし、家庭の事情もあるから
これ以上は言わないでおくよ。じゃ、私は
年明けまでお暇するから、何かあったら、
警備会社へ連絡して下さい」

「はい、よいお年を」

「梶くんもね」


管理人は寮に1人残っていたタクミに声を
かけ、行ってしまった。






〇(*´-`)

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