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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/10/05 21:49:31

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固定概念は捨て去ろう。

と思った俺だが…


「…あっ…」

久しぶりに知花の寝込みを襲った。

…相変わらずいい声を出す。

そして…意外にも…

「千里…」

どういうわけか…

今夜は知花が積極的だ!!


…と、嬉しく思ったのも束の間…

おい。

知花。

どうした?

どこで覚えて来た?

そんな風に勘繰り始めてしまうと…キリがなくて。

抱き合ってるというのに悶々としてしまう。


「…知花…」

ギュッと抱きしめて…首筋に吸い付いた。

「っ…そんなに…したら…」

キスマークが残るとか言うんだろ?

わざとだっつーの!!

「も…やめて…っ!!」

ドン。

「……」

知花に、すげー力で押し除けられた。

俺が不機嫌そうに知花を見てると。

「もう…やめてよ…こんな見える所に…」

知花は首筋を気にして、鏡を覗き込んだ。

「…不都合か?」

「不都合に決まってるでしょ?子供達だって…分かるし…」

「……他は?」

「え?」

「他に何か困る事が?」

「……」

知花は首を左手で押さえたまま俺を見て。

「こんな所にバンソーコー貼って仕事行きたくない。」

少し唇を尖らせて…キッパリ。

俺は横になって知花を眺めながら。

「何言ってんだ。おまえ、何の技使ってんのか知らねーけど、すぐ消してんじゃん。」

面白くなさそうに言った。


そうなんだ。

こいつは…俺がわざとキスマークをつけても、何をどうしてるのか…次の朝にはそれが消えてる。

消す技があるのか?と、一度麗に聞いたら、すげー眉間にしわを寄せて。

『義兄さん、キスマークとかやめてよ。』って一言。

消し方は教えてくれなかった。


「続き。」

横になったまま手を差し出すと、知花は俺の手をじっと見た後。

「…今日はもう疲れたから終わり。」

そう言って、ゆっくり下着をつけ始めた。

「……」

俺が目を細めて無言の抗議をしても。

「おやすみ。」

知花はそっけなくそう言って…

すぐに寝息を立て始めた。


「……」

途中でやめるとか…ありかよ。

つーか、さっきの何だ?

積極的な知花なんて…

う…

嬉しいに決まってるのに‼︎

…だが、どこで覚えたんだ…って、やっぱ気になる。

いや、聖子や瞳とそういう話をしてる可能性もあるよな。

…ちょっと…もう一回…


「知花…」

寝息を立ててる知花の耳元にキスをすると…

「うーん…」

寝返りを打とうとした知花の肘が、顔を目掛けてやって来た。

「うわっ‼︎」

間一髪、それを避ける。

「すー……」

「……」


生殺しかよ‼︎

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