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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/10/04 22:05:44

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昨夜は飲み潰れて…大部屋で眠ってしまってたら…

ばーちゃんに起こされた。

「邪魔。部屋で寝て。」

見ると、親父と海も同じように起こされてて。

「……」

三人して時計を見ると、四時半。

「…ばーちゃん、徹夜かよ…」

欠伸をしながら問いかける。

「ううん。起きたの。ちょっとやりたい事があるから早起きしただけ。」

「……」

相変わらず…元気なばーさんだよ…

起きただけっつっても…どうせじーさん共々夜更かししてたんだろうに…

こんなに早くから、何をしたいっつーんだよ…

俺と親父は仕方なく、のそのそと起き上がって大部屋を出た。


紅美は華月の部屋で寝てるし、もうどこで寝ても同じなんだけどなー…なんて思いながら、和室に行くと。

「……」

沙都と曽根と聖。

三人を見下ろして、自分の部屋に入ると…

「…うおっ…な…なんだよ親父…」

俺が和室に行った隙に、親父がベッドで寝てる。

「部屋間違えてるぜ?」

親父を壁際に押し除けて言うと。

「…もうここでいい…」

「はあ?冗談だろ。」

「もう動きたくない。」

「動けよ。ってか、親父の部屋、大部屋からここに来るまでだろーが。」

「…おやすみ…」

「おい…マジかよ…」

「……」

「…ったく…」

母さんがいねーと眠れないクセに。って思ったが…

最近母さんが親父に冷たい。

そのせいか、親父は少し引け腰だ。

…仕方ない。

今日だけ、おとなしく一緒に寝てやろう…


それから…一度も起きる事なく、ぐっすり眠った。

次に目が覚めたのは…

「お兄ちゃん、ご飯よ。」

華月の声が降って来てからだった。


「…何時…」

枕に顔を埋めたまま聞くと。

「八時。」

「…食いたくねー…」

「えーっ?久しぶりに、麗姉の鯛飯なのに…」

「…別に珍しくねーし…」

「紅美ちゃんも何か変わった物作ってたよ?」

…ん?

紅美が何か作ったのか…

「……へー…変わった物は…食ってみたい気もするなー…」

「じゃ、早く来てよ?」

「んー…シャワーしてから行く…」

「もー。ダッシュね。」

…だるい。

飲み過ぎた。


「…親父。飯…」

……

手を伸ばしたが、そこに親父はいなかった。

「…何だ。いつ起きたんだろな…」

親父の抜け殻みたいになった俺の隣を見て。

ポリポリと頭かいて、シャワーに向かった。

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