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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/10/04 18:07:53

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華音の言う『桐生院家始まって以来の大大大大大宴会』が始まって。

ひたすら、飲まされた。

寝てた面々も起こされて、改めて…乾杯と言う事になって。

「もっとゴタゴタすると思ったけど、やったなあ!!ニカ!!」

と、トシが言うと。

「揉めてほしかったって聞こえるぞ、曽根。」

華音がそう言ってトシの頭を抱える。

「いてててっ!!そんな事っ!!言ってなーい!!」

桐生院家以外も勢揃いとあって、中には幼い頃会った事のある方や、ほぼ初対面の方もいて…

俺にとっては、アルコールと緊張と…だけど幸せと。

忘れられない一日となった。


明日の事を考えて…と、タクシーで帰って行ったのは、朝霧さん夫婦と…父さんと世貴子さん。

門の前まで見送りに行った俺に、世貴子さんは…

「嬉しい。ほんっっっと、我が子の結婚みたい。おめでとう、海君。」

そう言って…ハグしてくださった。

…感激だった。

瞳さん夫婦も、ついさっき帰られて…

聖子さんは、あの騒ぎの中一滴も飲まなかったという島沢さんの車でお帰りに。


陸兄と麗姉は二階で寝る。と、空いた部屋へ。

和室には、沙都とトシと聖が寝てて。

紅美は華月の部屋へ。

それを恨めしそうに眺めてた華音は、俺の右隣で寝てる。

ここは…大部屋。

ここには、俺とさくらさんと、知花さんと高原さん…

咲華は風呂で…

神さんは…

俺の、左隣で寝落ち。

…両サイドに、咲華の父と兄。

場所移動をしたいが…

「そのままそのまま。」

さくらさんに、そう言われた。

本当は…あわよくば、どさくさに紛れて咲華の隣に…なんて思いもあったりしたけど。

こんなに両サイドで頑張って寝られちゃ…仕方ない。


宴会の途中、今夜は帰さねーぞ。と神さんにすごまれて。

光栄な事に泊まらせてもらえる事になった。

浩也さんに電話をすると。

『おめでとうございます。しっかり楽しまれて下さい』

…少し涙声だった。


「可愛いなあ。」

高原さんが、眠っているリズの頬を触って…目尻を下げている。

「ね、本当…可愛らしい。」

さくらさんと知花さんも…デレデレだ。


「そう言えば、海さん。ちょっと聞いていいかしら。」

さくらさんが何かを思い出したように、手をポンと叩かれた。

「はい。何でしょう。」

「先代のお見舞いに行った時、施設の入り口にすごく高性能な防犯システムがあるなあって。」

…高原さんと知花さんの前だけど、いいのか?

少しそう思いながら…

「ええ。あそこはかなり…厳重に守られていますから。」

「高性能な防犯システムって?」

意外にも…知花さんが興味津々な目をされた。

「えーと…分かり易く言うと…」

俺が頭の中で専門用語を簡単にしようとしていると…

「例えばね?VPワームのセンサーを入り口に付けるとして、そこから10m以内にID登録してない人物がいると、PIPが作動して警報が鳴るの。」

さくらさんが、何でもないようにさらっと言った。

「へえ…VPワームのセンサーかあ…」

「……」

あまりにも知花さんが納得してる姿を見て、俺がキョトンとしていると…真向いで高原さんが「いつもの事だ」と小声で言って首をすくめた。

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