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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/10/01 20:47:55

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「…来ちゃった…」

結局…

家族の誰もが仕事で家に居ない時に。

あたしは、書き置きを残して家を出た。

『行って来ます。とりあえず、一ヶ月後に連絡入れます』

それから、空港でキャンセル待ちをして。

ラッキーな事に、三時間待ってキャンセルに有り付けた。


そこから…

機内では映画と睡眠と読書を満喫して。

ニューヨークに到着して気付いたのは…

「…ホテルどうしよう。」

なーーーーんにも、考えてなかった。

でも、なるようになる。はず。

とりあえず、あそこへ行こう。

…カジノ。

お目当てのカジノだけは、ちゃんと調べておいた。

空港前からタクシーに乗って、カジノに直行。

当然だけど、パチンコ屋とはわけが違う。

「す…ごーい…」

その雰囲気に、あたしは目を丸くした。

割とカジュアルなカジノではあるんだけど、とにかく…人が多い。

一応受付らしき場所で荷物を預けられるか聞くと渋い顔をされたけど、チップを渡したら笑顔で預かってくれた。


何も分からないまま、テーブルゲームをいくつかやってみた。

よく分からないなりに…何だか楽しくて。

そして、なぜかあたしの周りには人だかりが出来て。

気が付いたら応援されてるみたいで。

あたしの予想が当たるたびに、大歓声が響いて。

あれよあれよと言う間に…あたしの前に積み重ねられたチップ。

あたし、もしかして…賭け事の才能が?

なーんて、ちょっと思い始めた途端…

…飽きてしまった。


「えっ、やめちゃうの?」

キリのいい所でやめる事にしたら、周りからは驚きの声と拍手が沸き上がった。

…よく分かんないけど、とりあえず笑顔でペコペコとお辞儀をした。

「ねえ、あなた日本人?」

そばにいた女の人に声をかけられた。

「はい。」

「一人でここに来たの?」

「ええ。」

「飲みに行かない?」

「……」

見ず知らずの女性に飲みに誘われた。

うーん…これって…

あたし、襲われたり騙されたりしちゃうのかな?

本当はもっと警戒しなきゃいけないんだろうけど…

もう…どうにでもなれって感じでこっちに来たあたしは。

「行きましょう。」

笑顔で、そう答えた。

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