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【オオカミ君の甘い罠】*27*

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テーマ:小説 > 妄想

2017/09/28 13:33:28

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「あんな奴の言う事なんていちいち気にする事ないじゃん。」



誰もいない資料室で、落ち込む朱莉を
励ましてくれている?桐生 圭介 。



「…別に気にしてない。」


「じゃあ何でずっと黙ってんの?」


「…私の勝手でしょ?」


「…そうだけど。」



途端に気まずい空気が流れる。



「…アンタさぁ、あんな男の一体何処に惚れたわけ?」


「えっ…何で?」


「…何となく。」




…何処、が好きだったんだろう私…
何で翔太を好きになったんだっけ?

あぁ…そうだ。
講義室で何度か席が隣になる事が続いて
翔太が私に話しかけてくれたんだった。
名前なんていうの?…って。
その時の翔太の笑顔が優しそうで
あぁ良いなこの人…って思ったの。

私…翔太の笑顔、好きだったのにな…




「…最初はね、優しかったの。明るくて、楽しくて…一緒にいて凄く幸せだった。」


「へぇー。」



桐生 圭介 は興味ない感じで
適当に相槌をうってたけど
ポツリ、ポツリ、と
翔太の事を話す朱莉の話を
黙って聞いてくれた。

翔太の事を話すうちに
付き合っていた頃の楽しかった思い出が
どんどん、溢れてきて
気が付くと朱莉は涙が止まらなくなってた。



「…っく…好きだったのにっ…私っ…翔太の事しか…見てなかったのにっ…うぅっ…」



両手で顔を覆うようにして
次から次へと流れ落ちる涙を拭う朱莉。

悔しくて、悲しくて、
切なくて、やるせなくて…
どうしようもなかった。



「…なぁ、聞いていい?」



朱莉が少し落ち着いたのを
見計らうかのように 桐生 圭介 が
朱莉に話しかける。



「なに?」


「…何で泣くくらい辛い思いしたり、裏切られて傷付いたりするのに人を好きになったり、付き合ったりするわけ?」


「は?」


「俺には全然理解出来ないわ。」




何言ってんのこの人。
人を好きになる気持ちが理解出来ない?
この人、本当に今まで人を
好きになった事ないのかな?




「…何それ?じ、じゃあアンタは女を何だと思ってるわけ?そもそも、本当に今まで誰の事も好きになった事ないの?」


「…人を好きになるって感覚が俺にはよく分からない。何もしなくても勝手に女が寄ってくるし、なんかよく分からないけど勝手に怒って、泣いて、いなくなる。…まじで意味不明。」




うっわ…
コイツさらっとモテ自慢してる…

ってか、女が勝手に寄ってきて
勝手に怒って、泣いて、いなくなるって…




「…それってアンタの事が好きで一緒にいるのにアンタがちゃんと向き合ってくれないから不安になって怒ったり、泣いたりするんだと思うけど…それくらい分からないわけ?」


「だ〜か〜らっ!俺は人を好きになるって感覚が分からないんだって。それでも良いから側にいてって言ってくるのはいつも女の方!俺からすればSEX出来るなら…って感じでそれ以上の感情は一切無いんだよ。」


「何それっ!じ、じゃあアンタの中で女はSEXする為だけの存在なわけ?」


「…まぁ、そんなとこ。」




…ダメだこの人。
完全に終わってる。

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