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きゅん♡とするおはなし

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おさななじみ 16

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/09/27 15:11:54

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「いい加減にしてよ!!」


思わず立ち上がって叫んでいた。


「みんな、勝手な事ばっかり……人の気持ちなんて無視して……」


蒼ちゃんも、さっちゃんも。

お父さんも……沙織おばさんも……。


「私の気持ちなんて……私の事なんて、どうでもいいの……?」


お父さん達、驚いた顔してる。

私はそんなつもりなかったのに……涙が溢れて。


「……太央の気持ちは?」

小さく、蒼ちゃんの優しい声。

それから両方の手を、蒼ちゃんとさっちゃんがそっと握ってくれる。
なんだか励ましてくれてるみたいに。


私、どうしちゃったんだろう?
頭の中ふわふわするみたいな感じで、顔が熱い……。
涙もどんどん溢れて止まらない。


「はっ…太央ちゃん!もしかしてそのチューハイ飲んだんじゃ!?」

颯真おじさんが私の前にあった缶を指さした。

「本当だ!いつの間に!?何やってんだよ太央…!」

お父さんも焦ってる……お父さん……。


……私の、気持ち……。


「……お父さんが、悪いんだよ……」
「え?」
「私の名前……沙織おばさんの名前なんてつけるから……っ」


……言っちゃった……。

こんな事言ったら……みんなの関係が壊れちゃうかもしれないのに……。


沙織おばさん……驚いて強張った顔でこっちを見てる。




「やだ!太央ってば知ってたの!?」


真っ先に緊張感のない声を上げたのは……他でもない、お母さんだった。


「……え?え?お…お母さんこそ……なんで……?」
「なんでも何も、私も麻里愛さんも俊介さんも、みーんな知ってるわよ?」


えぇぇぇぇぇー!?

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