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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/28 17:31:07

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富樫も醤油ラーメンと餃子、あと炒飯を頼んだ。

なるほど、富樫の言う通り餃子が美味しくて、あたしはビールと共に餃子を追加した。

「今日はもう車乗らないんでしょ?飲めば?」

富樫にも勧めたけど。

「いえ、私は今夜埠頭の警備に行くので、食べるだけにしておきます。」

ニッコリ笑って断られた。

埠頭の警備って、もっと下の子達がやるのに。

富樫、真面目だな。


それから…

あたしは、瓶ビール二本を一人で空けた。

富樫はアメリカでの仕事の話をしてくれたり…

オフの日の過ごし方を話してくれた。

それは…少し、刺激的だった。

さすが、花の中途採用組。

二階堂の人間には…ないはず。


富樫のオフは…

一般人の友達とサーフィンしたり、バーベキューしたり、キャンプしたり。

あまり興味のなかったライヴにも、紅美のバンドのライヴで刺激を受けて行くようになったとか…

…富樫、アクティブだ!!


兄貴もそうだけど…きっと志麻や瞬平も。

オフの日は、仕事の資料読んだりしてるはず。

趣味なんて、ないよきっと。

サーフィンは、潜入捜査とかで必要とあれば…きっとみんなすぐ出来ちゃうけど。

わざわざ自分の趣味にするような奴、いない。

それが…二階堂。

まあ…あたしも趣味は何かって聞かれたら…

…何もないんだよね…

何だか、悲しい。


「ごちそうさま。ありがと。」

店を出ながら、富樫にお礼を言う。

二階堂の男に奢ってもらうなんて、初めてだ。

何となく…むず痒い気がした。

「いいえ、餃子の食べっぷり、気持ち良かったです。」

富樫はニコニコしながら、自然と隣に並んで歩き始めた。

「あれ?埠頭に行くなら本部に戻るんじゃ?」

「いえ、一度二階堂に戻ります。」

そんなわけで…

また、色々話しながら歩いた。

富樫は意外と話のネタに尽きない。

志麻は無口だから、居るのを忘れるぐらい沈黙しちゃうけど。

そう思うと…富樫は二階堂の女の子達からモテてもおかしくないはず。

なのに…

あまり浮いた話、聞かないなあ。

見た目も別に悪くない。

超カッコいい!!ってほどではないけど、悪くない。

まあ…普通。

だから、志麻みたいに目立ってしまうタイプより、潜入捜査に適してる。

…あ、一応褒め言葉…


志麻は志麻で、目立つ事で捜査に役立つ事もあるんだけどね。

ま…それぞれいい所がある…と。

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