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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/28 13:11:13

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「あっ…」

もう…薫平は手慣れてるとしか言えない感じで。

あたしが少し(完全に嫌がってはなかった)抵抗しても、簡単に手を押さえ付けて。

「泉…可愛い。」

そう言って、耳を噛んだり…

首筋を甘噛みしたり…

シャツのボタンなんて、簡単にささっと外しちゃって…

あっと言う間に、ブラの隙間に手が入り込んだ。


あたしはと言うと…

聖としか経験がないから。

こういうのって…

もう、されるがままになるしかない。

自分から積極的にしたいって思う方でもなかったし。

「ん…っ…」

我慢しても、つい声が出ちゃう。

それが恥ずかしくて、絶対我慢しようって思うのに…

…気持ち、いい。

「…声出していいよ?」

「…やだ…」

「なんで。」

「…やなもんは…やだ…」

「ふっ。負けず嫌い。ま、いいよ。出させるから。」

「そ…そんなの…あ…あっ…」

「可愛い、泉。もっと泉の声、聞きたい。」

「や…は…っ…あ…」

あたしの頭の中、真っ白になってた。

薫平だよ?

あたしの身体、キスしたり触ったりしてるの…

高津薫平だよ?

小さな頃から一緒で、何歳の時までおねしょしてたとか…

お互い知り尽くしてる…

あの、薫平だよ?

ずっと、同じ目線だと思ってたのに…

あたしが上の立場になって、目線が変わった。

だけど…今薫平は、あたしより高い位置からあたしを見下ろして。

「泉…」

聞く事なかったような…甘い声であたしを呼ぶ。

「あっ…ん…」


あたし…ずっと誰かを欲してたのかな…

聖と別れて…ずっと…

寂しかった。

だけど、誰でもいいわけじゃない。

「…泉…好きだよ…」

まさか…薫平にそんな事言われるなんて…

…だけど…

「…嬉し…い…」

気が付いたら…

そんな事、口にしてしまってた。

それを聞いた薫平は、あたしに長い長いキスをして。

「…俺だけの泉になってよ…」

ゆっくりと…

あたしの中に、入って来た。

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