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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/28 12:15:53

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「ち…ちょーっとお!!」

あたしは薫平の額を張り倒して。

「いきなり過ぎんのよ!!あんたは!!」

仁王立ちして言った。

…でも。

…悪い気は…して…ない…

「いって~…何だよ。泉、俺の事嫌い?」

「いや…そうじゃなくてさ。こういうのって、恋人同士って言うか…」

「俺とそうなるのは嫌って事?」

「はっ?あんたマジで言ってんの?あたしと恋人になるって?」

「俺みたいなの楽じゃん。仕事に理解あるし、こうやって自由気ままに遊びに来れる環境だし。」

「うっ…」

「こんな良縁、ないと思うけどな~。」

めげない薫平は、あたしに張り倒されたにも関わらず…

またじりじりと近寄ってあたしの腰をガシッと抱き寄せた。

「す…」

「す?」

「…好きなの?あたしの事。」

「好きだよ?」

「おはじきと同レベルじゃなくて…」

「あれは冗談。ちゃんと女の子として好きですよ?」

「な…なんで急に敬語なんだよ…」

「緊張してるから。」

「嘘だ。薫平、サラッと言ってる。」

「だって、ほら。ドキドキしてるじゃん。」

薫平はそう言ってあたしの手を取ると、自分の胸に当てた。

…確かに…ドキドキしてるけど…

これは、あたしがドキドキしてるから…そう感じるんじゃ…?

「わ…分かんないし。」

「泉だって、ドキドキしてる。」

薫平はそう言うと、あたしの胸に手を当てた。

「ばっ…!!」

また張り倒そうと手を振り上げると、薫平はそのあたしの手を取って。

「お試しでいいからさ。彼氏にしてよ。」

あたしの耳元で囁いた。

「…お…お試し?」

「うん。それで気に入らなかったら、友達みたいに戻るから。」

「そ…そんなの…」

「大丈夫。上手くいくから。」

「上手くいくって…何…」

「まずは…身体の相性だよ。」

薫平、あたしの身体をヒョイッと抱え上げてソファーに運ぶと。

「セックス、しよ?」

あたしの上に乗って…何だか…

NOって言えない顔した…。

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