きゅん♡とするおはなし

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おさななじみ 10

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/09/26 13:34:28

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後日、篤から連絡が来た。


「勉強教えるって……私なんかでいいの?蒼ちゃんの方が適任じゃない?」
「蒼兄は実家にいないし!俺太央と同じ高校受けようと思ってんだもん!」
「そうなの?じゃあ和沙でもいいじゃん。俊介おじさんの血引いてるし、きっと教えるの上手いでしょ」
「もーっ何だよ!?そんなに俺に教えんの嫌なの!?」

篤が頰を膨らませて言うから、そんな事ないよって笑った。


もー可愛いなぁ。
おじさん似のさっちゃんと違って、篤はおばさんの可愛さをしっかり受け継いでる。
甘え上手で素直なのは……どっち似?
次男特有の要領の良さかなぁ?


ということで私の使ってた参考書や問題集を持って、篤の部屋に来た。
さっちゃんは大学で、おじさんおばさんは仕事でいないみたい。


「ねー太央」
「何?そのページ終わったの?」
「全問正解だったらキスしてくれる?」


…………は?


「今なんて……?」
「だぁーかぁーらぁー、キスしていいって…」
「意味わかんない!!しないわよ!!」
「なんでー?じゃあ、受験受かったらやらせて?」
「はぁぁぁっ!?ばっバカじゃないの!?」


もー何なの!?
蒼ちゃんといいさっちゃんといい篤といい!!


嫌になって立ち上がろうとすると、パッと腕を掴まれる。
その反動でフラついたと思った瞬間、体を仰向けに倒されて……気付いたらベッドの上で篤に見下ろされていた。

「ちょっと!ふざけないでよ!」
「ふざけてないよ?もしかして太央、こういうの初めて?」

咄嗟に蒼ちゃんとさっちゃんが頭に浮かんでしまう。

「あ…篤に関係ない!中学生のクセに生意気!!」
「今時中学生でも普通だって。親父だって、初めては今の太央と同い年の時だって…」
「え?おじさんとそんな話するの?」


っていうかこの体制…どうにかならない?
話しながらも頭ではそんな事を考えていた。


「親父単純だから、誘導尋問ですぐ引っ掛かって喋った」
「…想像できる」
「この部屋昔親父が使ってたらしいから、もしかしてこの部屋かなぁ?」
「え?」
「幼なじみでも意識する時期ってあるんだと思うよ……多分、親父の相手って……」


……幼なじみでも、意識……。


「太央!!篤!!」

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