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番外編・773

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/09/25 22:05:17

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『ナナちゃん?その髪…………』

『染めました!お揃いですね。』


ニコっと笑った。


ナナちゃんの黒髪ロングだった髪の毛は
肩までのボブに切っていて
しかも金髪になっていた。



『なんで急に金髪?』

『ずっと金髪に憧れてたんです。
それに、銀次さんは今は特に黒髪ロングにこだわりがあるわけじゃ無いって竜次から聞いて。』


『え?リュウから?』


なんでナナちゃんの口からリュウの名前?

聞きたいことが山積み過ぎて……




『似合わない………ですかね……』

ナナちゃんは恥ずかしそうに頭をかいて
うつむいた。



『……いや、すごい……かわいい……です。』

つられて俺もどもる。



正直、前より確実にかわいい。


『良かった!』


ナナちゃんの笑顔を見た途端
圧し殺してた気持ちがじわじわ戻ってきて
抱き締めたい様な気持ちになった。



『舜がね』


『舜?』


『この間、アパートまで会いに来たんだ。
場所は教えてなかったんだけど……
知り合いの探偵に調べてもらったとか言って。』


知り合いの探偵って………まさか善さん……?



『銀次さん、まだ私の事忘れて無い
諦めるなって言いに来たの。わざわざ。
おせっかいだよね。』


『………だな……』


『でも、私、それで勇気でた。』



ナナちゃんは後ろに隠してた小さい箱を差し出してきた。



『だいぶ過ぎちゃったけど…………好きです!』


なつめちゃんがくれたのと同じ包装紙。



『………ありがとう。………俺も好き。』



立場とか、過去とか
なんかどうでも良くて。

素直な気持ちが口から出てきた。



箱を受けとると、ナナちゃんは泣いてんのか笑ってんのかわかんない顔で俺の胸に飛び込んできた。






今度はぎゅっと抱き締めた。

大切にしようと思った。









『銀次さんが過去の事話してくれたから
私も銀次さんに言わないといけないことがあるの。』


俺を見上げて涙をぬぐいながらナナちゃんは言ってきた。


『何?』


『落ち着いて聞いてね?』


『ん。』


『私は……』





『お嬢さん。いらしてたんですね。』

部屋から八雲さんが出てきた。



お嬢さん………

なんか嫌な予感………



『お嬢さんも一緒に入って下さい。
社長と会長がお待ちです。』


『わかった。』




ナナちゃんは上を向き、目を閉じて深い深呼吸をすると
俺の腕にナナちゃんの腕を絡ませて、笑った。



『なんとかなるから!』


なんとかって………?


心臓はばくばくで
冷や汗は止まらないし



とりあえずふたりで部屋に入った。

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コメント8

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  1. しのさん(28歳)ID:6605638・09/26

    はるかさん
    罰ゲームΣ(゜Д゜)

  2. しのさん(28歳)ID:6605637・09/26

    マコトさん
    密かに狙ってました(*´∇`*)

  3. しのさん(28歳)ID:6605636・09/26

    アマンドさん
    アマンドさんまで!
    ありがとうございます( ´∀`)

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