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番外編・舜×銀次

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/09/24 09:39:32

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2月も終わる頃

無事、菅原と仲直りしたはずのなつめが
また不機嫌になってる。




『最近、銀次君がいつも善と一緒に居るんだよ~
ちょっと邪魔。いや、かなり邪魔。』

学食のサラダをザクザクと刺しながら文句を言った。




『あーあ。ナナちゃんが居てくれたらな~。』

『なつめ、もう余計な事するなよ。』

『分かってるよ。ほんとうるさいな。舜は。』



なつめはたまに驚くほど自己中心的になるから
油断ならない。

身代わりの件を菅原から聞いて、余計にそう思った。




『それにしても、ナナちゃん全然大学来てなくない?』

『あぁ。バイトも辞めたみたいだし。
電話も繋がらないんだ。』

『ふーん』

頬杖をついてる。
対して興味が無いらしい。




川戸は今何してるんだろう。





『じゃあね~。』

『おー。』


昼を終わらせ、なつめと別れた。


講義室に着くと、携帯が震えた。
噂の銀次さんからだった。


久しぶりの飲みの誘い。



…………………………………………………………………………………



約束の時間には既に銀次さんが待っていた。


『おー、お疲れ~』

『今日は休み何ですか?』

『そ。店何処にする?』


って言っても
結局俺のバイト先の居酒屋になるんだけど。


『あ、ちょっと待ってください。
今日、団体の予約あったかも。確認してみます。』


その場を少し離れて電話をかける。


銀次さんは煙草を取り出していた。




『あ、予約明日でしたか。じゃあ今から行きます。』


いいのか悪いのか、店は暇らしく。
大歓迎だった。


『銀次さん、大丈夫でした………』


声をかけるのを止めてしまった。



銀次さんの視線の先には、黒髪ロングの女の子。
川戸に良く似た後ろ姿だった。





まだ忘れるには時間がかかりそうだな。



……………………………………………………………………………………

居酒屋についても、銀次さんは菅原の話ばっかりで
なんでそんなになついてるのか不思議。




『そう言えば、川戸。大学に来てないんですよ。
電話も繋がらないし。』

『えっ、そうなんだ。』

急に目が泳ぐ。



『銀次さんが連絡したら、返ってくるかも。』

『ははは……もーいーって!俺には善さんが居るし!』


なんかキモい………





『まだ好きなんですよね?』

『ぶはっ』



ビールを豪快に吹いた。


『ちょっと……』

『舜が変な事言うからじゃん!』

『あ、菅原の事じゃ無いですよ?川戸の事です。』




ふたりしてこぼれたビールをおしぼりで拭くパターン。




『………不思議だよね。』

顔を上げると、銀次さんは苦笑いで呟いてた。



『女の子なんて、世の中いっぱい居るのにさ。
どうしても似てると思うと目で追っちゃってさー。
これって………』




やっぱり引きずってる。



『……ストーカー?俺、やばい?』


真面目な顔で何いってんの……



『なんでそうなるんですか……普通ですよ。』



誰だって、この人以外は考えられないって相手が
必ず居ると思う。





叶うか、叶わないかは別だけど。

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