ブログランキング32

【小説】風になりたい(R18)

BL小説。BLとは男と男の恋愛です。新作はオメガバース。くれぐれもご注意ください。

  • 記事数 2969
  • 読者 660
  • 昨日のアクセス数 5711

泣き顔から笑顔《370》

しおりをはさむ

テーマ:小説 > BL

2017/09/25 17:37:46

  • 57
  • 0

☆ボクはそれでも恋をする☆       





ガクはタクミから袋を取り返し、ポイっと
ほかして、腕を掴んだ。


「耐えろ」

「無理だよ…」

「カオルさんを信じられねぇの?」

「信じてるよ。あの人ならリキをすくって
くれるって」

「だったら待て」

「でも……でも……」

「待つんだ。今の彼氏が元カレを助けるとかさ、
お前のことガチで好きじゃなきゃ、やんねーよ。
まあ、カオルって人も、梶と元カレとの事、完全
に終わらせたい!ってのもあると思うけどさ」


ガクは掴んだタクミの手を引っ張り、
抱きしめた。


「耐えるってのはマジつれぇな」

「ぅぅぅ……」

「泣いていいぞ。俺の胸ならいつでも貸して
やっからさ。不安な気持ちも俺にぶつけろ。
受け止めてやる」


タクミは声を殺して、すすり泣いた。


「俺も耐えてるんだけどね……」


ガクはフッと笑って、タクミの背中を
トントン、トントンと叩いていた。




しばらくすると、タクミがそっとガク
から離れた。


「すみませ……」

「コホン!」

「泣かせてくれて、ありがとうございました」

「うん」


ワシワシとタクミの髪を撫でる。


「じゃあ、不安を紛らわせようぜ」

「え?」

「あの企画、もっと本格的な文書にして、
その店にいってみよう」

「は、はい」


さっきまで不安に揺れていたタクミの瞳が
急にキラキラと輝き出す。

ガクはキラキラなタクミを見て、ホッと
胸をなでおろした。


「さ、そうと決まれば、資料集めと、市場
調査だな。店にとって有益じゃなきゃ、
こんなこと受け入れてもらえないからな」

「はい。資料は粗方そろえてあるんです。
市場調査ってのが苦手で…」

「ま、そっちは俺に考えがあるから、しばらく
任せてもらえるか?」

「もちろんです」


タクミとガクはPCを2人で並んで覗き込み
意気揚々と資料を調べ始めた。






〇(*´-`)ウンウン

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. ☆ボクはそれでも恋をする☆       タクミを...

  2. ☆ボクはそれでも恋をする☆       チャック...

  1. ★ボクはそれでも恋をする★       午前の面...

  2. ☆ボクはそれでも恋をする☆       バーテン...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

9/24 編集部Pick up!!

  1. 出したゴミを漁る姑が気持ち悪い
  2. 「孫依存」の母に振り回される
  3. 仕事に行くフリして働かない夫

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3