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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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泣き顔から笑顔《370》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/25 17:37:46

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





ガクはタクミから袋を取り返し、ポイっと
ほかして、腕を掴んだ。


「耐えろ」

「無理だよ…」

「カオルさんを信じられねぇの?」

「信じてるよ。あの人ならリキをすくって
くれるって」

「だったら待て」

「でも……でも……」

「待つんだ。今の彼氏が元カレを助けるとかさ、
お前のことガチで好きじゃなきゃ、やんねーよ。
まあ、カオルって人も、梶と元カレとの事、完全
に終わらせたい!ってのもあると思うけどさ」


ガクは掴んだタクミの手を引っ張り、
抱きしめた。


「耐えるってのはマジつれぇな」

「ぅぅぅ……」

「泣いていいぞ。俺の胸ならいつでも貸して
やっからさ。不安な気持ちも俺にぶつけろ。
受け止めてやる」


タクミは声を殺して、すすり泣いた。


「俺も耐えてるんだけどね……」


ガクはフッと笑って、タクミの背中を
トントン、トントンと叩いていた。




しばらくすると、タクミがそっとガク
から離れた。


「すみませ……」

「コホン!」

「泣かせてくれて、ありがとうございました」

「うん」


ワシワシとタクミの髪を撫でる。


「じゃあ、不安を紛らわせようぜ」

「え?」

「あの企画、もっと本格的な文書にして、
その店にいってみよう」

「は、はい」


さっきまで不安に揺れていたタクミの瞳が
急にキラキラと輝き出す。

ガクはキラキラなタクミを見て、ホッと
胸をなでおろした。


「さ、そうと決まれば、資料集めと、市場
調査だな。店にとって有益じゃなきゃ、
こんなこと受け入れてもらえないからな」

「はい。資料は粗方そろえてあるんです。
市場調査ってのが苦手で…」

「ま、そっちは俺に考えがあるから、しばらく
任せてもらえるか?」

「もちろんです」


タクミとガクはPCを2人で並んで覗き込み
意気揚々と資料を調べ始めた。






〇(*´-`)ウンウン

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