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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

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ぶっちゃける《369》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/25 17:33:12

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





「ぶっちゃけちゃえ」

「かないませんね、ガクさんには」

「俺を甘くみるなよ、はっはっはー」


タクミは残りのモンブランを平らげて
今抱えている不安を打ち明けた。


「実はカオルさんが今、本店へ行って
るんです。仕事がらみだと思っていたら
この間、リキの連絡先を教えてくれって
電話がかかってきたんです」

「おう、で?」

「リキは幸せに暮らしてるもんだと思って
いたんですけど、どうやら違うような事を
学祭の時、弟さんから聞いたんです」


ガクはポテチの袋を抱えて、バリバリと
食べる。


「で?」

「ボク、胸がザワザワするんです」

「ほほぉ」

「週末にボクも本店へ行って、様子を見よう
と思ったら、カオルさんに来るなって…」

「そりゃそうだわな」


指に付いた塩を舐めて、コーラのグラスに
手を伸ばす。


「カオルさんを信じて待ってるって自分で
決めたんですけど、ジッとしてられなく
て…」

「んー」

「カオルさんもリキも、ボクにとって大事
な人だから、何か手助けがしたい」

「梶、そこはじっと待つべきだよ。だって
そうだろ、あの温泉の彼、今の姿を梶に
見せたくないと思うぜ」

「どうして?」

「弟の話から想像してみろよ。嫁さんと
揉めてんだよ。俺だったらぜってぇ元カレ
なんかに見せたくねぇわ」


タクミはガクからポテチの袋を奪って
中に手を突っ込んだ。


「ボロボロのポテチばっか…」

「すまん、食っちまった」


タクミは袋に口を付けて上を向き、
粉々のポテチを口に流し込む。


「ここで梶が首を突っ込んで、仮に円満
解決したとしよう。温泉の彼からしたら、
また梶に借りができちまう。そんなの、
堂々巡りじゃん。お前も今の彼とやって
いく気なら、そのスパイラルを断ち切って
やるのが、愛情じゃね?
待つのは苦しいし、つらい。けど、あっち
に行ってるカオルさんを信じて待ってやれ」


タクミはポテチの袋で顔を隠して、唇を
キュっと噛む。


「ボク、自分が傷つくことなんて、平気
なのに…。待ってる方がつらいよ。カオル
さんが動いてくれてるけど、待つのは…」


タクミの声が震える。






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