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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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話《366》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/23 13:39:00

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





カオルは背もたれのないオッドマンの
ような椅子に腰かけた。


「凪さんも何かどうぞ」

「ありがとうございます。では、同じものを」


カオルはカクテルグラスを持ち上げると
リキのグラスに軽くあてる。


「原田さま、私に聞きたいことがあれば
なんでもおっしゃって下さい」

「やっぱり、意地悪だな。聞きたい事なんて
山ほどあるに決まってるじゃないですか」

「どうぞ、遠慮なく」


カオルは口角をわずかに上げ、リキを見る。


「あの子の恋人から、あの子の事をきける
はずかない」

「では、話を変えましょう。うちの店では
禁じているのを知っていて、なぜタクヤを
買うような真似をなさるんですか?」

「え?」


リキは驚いて、カクテルグラスを揺らす。


「………」


カオルは探るようにリキの目の奥を覗き
こんだ。


「それも、知ってるんですね。では凪さん、
聞いてもらえますか」

「なんなりと」


リキは自分の境遇をポツポツと話はじめた。






それはある日の原田家

リキの妻、ヨシノがリキにとんでもない事
を言い出した。


「リキくん」

「なんだい?」

「子供、堕ろしたい」

「は?」


リキは自分の耳を疑った。


「なぜなんだい?」

「昨日、検診にいったら性別が判明したの。
きいてよ、また女の子なのよ」

「いいじゃないか。ヨシノに似て可愛い子
がうまれるぞ」


ヨシノは幸せそうに笑うリキに掴みかかる。


「はぁ?女の子じゃ原田リゾートの後継ぎ
になれないじゃない!」

「え?」

「私はリキ君との子に後を継がせたいの」

「いやまて、後継ぎはハジメだ。直系が
継ぐのが当たり前だろ」


ヨシノの腕をやんわりと下ろさせる。


「リキ君の方が長男じゃない!」

「結婚する前に言っただろ、俺は父さんが
囲ってた妾の子だ」

「でも、この先ハジメ君に子供ができなかった
らリキ君の子が継ぐんでしょ」


リキは興奮しきったヨシノを抱きしめ、背中
を何度もさすった。






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