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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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VIPルーム《365》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/22 21:10:17

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  • 12

☆ボクはそれでも恋をする☆       





「原田さま、今夜は私からの招待という事で
VIPルームへ入りましょう。そこで、あなた
が、抱えてるすべてを私に話して下さい」

「凪さんに話すことなんて、できません」


指が白くなるほど強く握られているリキの
拳に手を添える。


「あいつには、タクミには一切漏らしません。
私と原田さまだけのお話という事で」

「そんな事できるんですか?」


リキがいぶかし気にカオルを見る。


「こう見えて、私は夜の人間です。お客様
個人の事を外へ漏らすような事はいたしま
せん」

「はぁ……タクヤの指名はキャンセルして
下さい」

「畏まりました」


カオルは立ち上がり、綺麗な所作でお辞儀を
して、その場を立ち去った。

しばらくすると、カオルが手に端末を持って
現れる。


「では、ご案内いたします」


ざわつくホールの横を抜け、薄暗い通路を
進みVIPルームへと入った。

リキを奥の席に案内し、カオル自身は床に
膝をつく。


「オーダーもドリンクの提供もすべて私が
いたします」

「ありがとうございます。なにか適当に
オーダーして下さい」

「はい」


カオルは端末を操作して、オーダーを通すと
一旦VIPルームを出て行った。

残されたリキは、肩の力を抜いて、高級な
ソファに背中を預けた。


「はぁ」


慣れたVIPルームなのに、その夜はやけに
居心地の悪い空間に思える。


「まさか、凪さんにみつかるとはな……」


苦笑いをして、目を閉じる。


コンコンコン


控えめなノックの音に続いて、カオルが
ワゴンを押して戻ってきた。


「原田さま、お疲れですね」

「ああ」


カオルはおしぼりを冷まして手渡し、
アルコールの入っていないカクテル
をリキの前に置いた。


「どうも」


リキは虚ろな目でカクテルグラスを
見つめた。






〇(´;ω;`)ミンナ、カクゴハイイ?

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コメント12

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6604360・09/23

    アメジストさん

    ただ一人を除いて、幸せに
    したいですね。なんとしても。

    どうしたら、幸せになれるか
    目下、絶賛悩み中(オイ)

  2. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6604359・09/23

    ニノンさん

    ちょいと、むなくそ悪く
    なる展開です。が、ついてきて
    下さい<(_ _*)><(_ _*)><(_ _*)>

  3. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6604358・09/23

    ほりさとさん

    お待たせいたしました。
    どうぞ。

    いつも、読んでくださって
    ありがとうございます。

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