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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/24 05:48:40

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『BEAT-LAND Live alive』

東 圭司


「……」

俺は、ポカーンと口を開けてステージを観ちゃったよ…

だってさ…

SHE'S-HE'Sのステージに…瞳が。

まるで遊びに来ちゃったーみたいな感じで、知花ちゃんのお母さんと出て来て…

…歌い始めた!!

なんでー!?

一緒にステージ袖にいる神を振り返ると。

「サプライズだ。」

腕組みをして言われた。

サプライズ?

「…俺に?」

俺、誕生日じゃないよ?

「みんなに。」

「…みんな知らなかったんだ?」

「朝霧さんと俺とナオトさんしか知らない。」

「……」

「あ、里中とハリーも知ってる。」

「…高原さんは?」

「言ってない。」

「……」

「驚いたか?」

…瞳と…知花ちゃんのお母さんが…

あの、『あの』SHE'S-HE'Sのステージで歌ってるんだよ…?

驚くに決まってるじゃん!!

だって、瞳…

お義母さんのトリビュートアルバムで歌った後は、もうやり切ったみたいな顔してさ…

やっぱもう歌わないのかなあ…なんて、残念に思ってたのにー!!

「ねえ、知ってた?知ってた?」

俺、ちょっとこの驚きを共有したくて…

周りにいるスタッフに問いかける。

「い…いえ…知りませんでした…瞳さん、すごいですね…知花さんの上歌ってる…」

スタッフもまん丸い目をしてステージを見てる。

「だから、みんな知らないって言ってんだろ。」

神は腕組みしたまま俺の身体をドンって押した。

「……」

俺と同じで、知らされてない身内の高原さんに会いたくなった。

映はクールだから、驚きを共有するには高原さんだ!!

「…高原さん、どこにいるのかな。」

俺みたいに、口開けてるかな。

だって、きっとビックリだよ。

瞳の隣には…

知花ちゃんのお母さんがいるんだよ!?

いつの間にか、瞳と仲良くなってたさくらさん。

もしかして、こういう経緯があったから仲良くなったの!?

知らなかったー!!


それにしても…

里中君がSHE'S-HE'Sのプロデューサーになって、スタジオでスパルタしてたのを噂に聞いたけど…

そのおかげ?

ただでさえ上手かったのに…

陸君と早乙女君、また上手くなってるじゃーん!!

俺なんて、もう足元にも…

「アズ。」

急に神が俺の身体にピッタリ寄り添うようにして言った。

「…高原さん、どこかで観てるよな…?」

「…どしたの…神…」

神…涙ぐんでる…

「こいつら…すげーよな…」

「う…うん…神…どした?」

「…高原さんに、観てて欲しいんだよ…」

「……」

神をこんな風にしちゃうとか…

いったい何があったんだろう?

俺、とりあえずさっきまで高原さんがいた控室に走ってみる。

SHE'S-HE'Sのステージも気になったけど…

きっとDVD化されるよね!?って、勝手に決めつけて…高原さんを探しに行った。

「…あれっ。」

控室はもぬけの殻。

モニターだけが賑やかについてて…

俺は入口に立って、部屋の中をキョロキョロしてみた。

…会長室かな?

急いでエレベーターに乗って最上階に行ってみる。

「高原さー…あれっ。」

ドア、鍵がかかってる。

「……」

もしかして、モニタールームかゲストルーム?

俺、また急いでエレベーターでホールに降りると、モニタールームとゲストルームにも行ってみた。

でもそこには、小さな子供ちゃんを連れた人達がいたり…

ゲスト枠で出てるアイドルの事務所の人達がいたり…

…高原さん?

どこ行ったんだよー!!

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