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【オオカミ君の甘い罠】*7*

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テーマ:小説 > 妄想

2017/09/22 10:40:36

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「…なっ…何の用?」



桐生 圭介 を睨むような顔で見上げる朱莉に
桐生 圭介 は少し眉を寄せて
不満そうな顔をする。



「…そんな怖い顔しないでよ。まだ怒ってんの?昨日の事…」


「まだ?…よくそんな事が言えるわね。私、昨日言わなかった?アンタの顔なんて2度と見たくないって。」


「くっくっ…へぇ〜そう。2度と見たくない、か。…残念だけどそれは無理。」



桐生 圭介 は口元に手を当てて
笑いを堪えるような顔をしたかと思えば
急に真顔になって朱莉の顔を
至近距離で覗き込む。



「…っ!はっ…はあ?なっ…何言ってん…」


「ちょっとコッチ来て。」



困惑してる朱莉の手を引き
桐生 圭介 は足早に何処かへと向かう。



「ちょ…ちょっとっ!離してっ!何処に行くつもり?」


「………」


「ちょ…ちょっと聞いてるのっ?」


「……」


「桐生 圭介っ!!この手を離してよっ!!」





ダンッ!!!

何がどうなったのか分からない。

気が付くと朱莉は壁に背をつけ、
桐生 圭介 を見上げていた。

顔の横には、彼の手…



「…そのうるさい口、少しは閉じていられないわけ?」



吐息がかかるほどの距離まで顔を近づけて
朱莉を睨みつけてくる 桐生 圭介。



「…っ!何すん…」


「自力で閉じられないんだったら…俺が閉じてやろうか?その口…」



朱莉の唇に視線を移した 桐生 圭介 は
首を少し傾けて、そのまま朱莉の唇に
自分の唇を近づけようとした。



「…っ!やっ…止めてっ!」



朱莉は顔を背けると 桐生 圭介 の胸を
ドンっと押して、その場から
逃げようとした。



「おっと…誰が行って良いって言った?まだ話は終わってねぇよ…須藤 朱莉。」



桐生 圭介 は
逃げようとする朱莉の手を引き
さっきと同じように
壁を背に朱莉を立たせる。



「…はっ…話って何?」


「…アンタさ、一昨日の夜…コレ、忘れて行ったっしょ?」



桐生 圭介 はズボンのポケットから
小さな十字架のネックレスを取り出して
それを親指と人差し指でつまんで持つと
朱莉の顔の前まで持っていく。



「…あっ!それっ…!」



朱莉がネックレスに手を伸ばすと
桐生 圭介 は寸前のとこで
ネックレスを持つ手を
ズボンのポケットの中へ…



「っと…誰がすぐ返してあげるって言った?」


「ちょ…返してよ!」


「ん〜…どうしようかなぁ?」



桐生 圭介 は意地悪そうな笑みを浮かべ
朱莉を挑発するような目を向ける。



「…ふざけないで。そのネックレス、大切なものなの。…返して。」


「…彼氏からのプレゼント?」


「違うわよっ!」



嘘だ。
本当は翔太から初めて
プレゼントされたネックレス…



「ふーん…大切なものなのに無くした事にも気がつかなかったわけ?」


「…っ!」




確かに、
そう言われれば何も言い返せない。

だけど、言い訳するわけではないけれど
ネックレスを無くした事に気がつかないくらい
昨日、一昨日と色んな意味で一杯一杯だった。




翔太に振られてやけ酒して
あげく大学一遊び人の 桐生 圭介 と
一夜を共にしてしまった自分が
1番悪いのは分かってる…

だけど…そんな傷心の女の子をたぶらかし
ベットへと誘い、事に及んだあげく
名前も忘れ、その子が忘れて行った
ネックレスも返してくれないなんて
あんまりじゃない 桐生 圭介っ!!

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