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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)34禁断の扉

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テーマ:小説 > 官能小説

2017/09/17 17:23:14

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「少し遠くなるけど、いいか?」
「はい」
家を出る前に、夫にはLINEをしておいた。夜まで娘と二人で出掛けているように。夕飯も作らなくていい。そんなのんびりとした時間。私は運転する彼の右手に甘えた。

彼はあえて何も聞かなかった。その気遣いが嬉しい。車は高速に乗り、1時間ほど走った。海沿いの店に車を停める。
「ここの魚は美味しいよ?」
彼の言う通り、煮魚も刺身もとても美味しく、昨日の嫌な出来事など忘れさせてくれた。
「少し散歩しようか……」
浜辺を二人で手を繋いで歩く。彼は何も言わず、ただ一緒にのんびりと歩いた。波の音や海鳥の鳴き声、時折聞こえてくる彼の口笛。どれもが私を穏やかで幸せな気持ちにさせてくれた。砂浜にある平らな岩に腰かけ、海を眺める。隣に座った彼が、優しく私の肩を抱いた。

「生きていると色々とある…良いことも悪いこともね……そんなときは誰かに甘えたらいいのさ……京子は私に甘えればいい……」
彼の肩に頭をのせる。彼の手が私の肩を何度も撫でた。

甘えたらいい……

その言葉が胸にジーンと染み渡る。涙が流れる。
「……ん……ごめんなさい……」
「謝らなくていい……泣きたいときは泣きなさい……いつでも胸は貸してやるから……」
広げられた両手に私は飛び込んだ。そのまま、彼の胸で泣いた。

広く逞しい胸は、私の心も体も包み込んだ。

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