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100%妄想恋愛小説

恋愛小説です◡̈⃝︎⋆︎*第1弾完結!第2弾はえっちぃお話\(//∇//)\

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過去のトラウマ。

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/16 14:57:44

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「…そんなに怖いの?」


「は?何が?」



橘くんは眉間にシワを寄せて
陸くんをジロリと睨む。



「…裏切られるのが。」


「は?」


「いや、''捨てられる''のが、かな?」


「…お前、何が言いてぇの?」



まるで橘くんを挑発する様な
陸くんの態度で一気に場の空気が
ピリッとした。

間に挟まれた大ちゃんは
ただオロオロとそんな2人の事を
心配そうに眺めてる。



「…蓮が南ちゃんに対して煮え切らない態度を取るのは不安だからなんでしょ?」


「どういう意味だよそれ。」


「また捨てられるのが怖いから…だよね?本音はさ。」


「意味分かんね。」



視線を逸らす橘くんを
陸くんは真剣な表情で見つめたまま。



「……母さんは…蓮の事、好きで置いて行ったわけじゃないよ。芽衣だって…蓮を裏切ったわけじゃない。あの時は僕のせいで…」


「…っ!うるせぇ!綾瀬の事とは関係ねぇだろっ!芽衣の事ならともかく何で今さら母さんの話を持ち出すんだよ!ふざけんなっ!」


「蓮、お、落ち着けって…」



急に声を荒げて陸くんの胸ぐらを掴んだ橘くんを
大ちゃんは慌てて止めに入った。

だけど橘くんは陸くんの胸ぐらを掴んだまま
離さない。

陸くんも橘くんも黙ったままだ。

先に口を開いたのは陸くんだった。



「…蓮は勘違いしてる。母さんは蓮の事…」


「うるせぇ。」


「…蓮の事、どうでも良くなったから置いて行ったんじゃないよ。」


「黙れ。」


「…あの時は仕方なかったんだ…」


「黙れって。」


「…母さんは…」


「ゴチャゴチャうるせぇんだよっ!黙れよ陸っ!」


「……」



シーン…と静まり返った教室。

重たい空気が流れてる。

その重苦しい空気に
耐えられなくなった大ちゃんが
先に口を開いた。



「…あ、あのさ…なんか色々と俺の知らない事情があるみたいだけど…一旦落ち着こうぜ?熱くなっても仕方ないだろ?な?」



陸くんの胸ぐらを掴んだままの橘くんを
宥めるように話す大ちゃん。

大ちゃんが橘くんの肩にポンと手を置くと
橘くんは仕方ないって感じで
陸くんから手を離した。

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