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100%妄想恋愛小説

恋愛小説です◡̈⃝︎⋆︎*第1弾完結!第2弾はえっちぃお話\(//∇//)\

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それから1週間。

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/16 09:18:39

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➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖


ー放課後。



静まり返った教室の中
橘くんは1人、机の上で頬杖をつきながら
窓の外をぼんやりと眺めている。

誰かが近づいてくる足音がして
振り返るとそこにいたのは
陸くんと大ちゃんだった。



「…遅ぇよ。」


「悪りぃ悪りぃ。」



仏頂面の橘くんに大ちゃんは
ヘラヘラ笑いながら軽く謝る。



「…で?何なの話って。」



陸くんと大ちゃんは同時に顔を見合わせると
陸くんは橘くんの前の席の椅子に
大ちゃんは橘くんの横の席の椅子に
同時に腰掛けた。



「…南ちゃんの事」


「このままでいいのか?」



交互に話しかける陸くんと大ちゃんに
橘くんは、うんざりした顔で
大きくため息を吐く。



「…俺にどうしろっての?」


「ちゃんと話し合えよ。」


「避けられてんのに?」


「俺なら構わず話しかけるけど?」


「お前と一緒にすんな。」



大ちゃんは、やれやれって感じで
首を小さく横に振ると陸くんに
アイコンタクトでSOSを送った。



「蓮、いい加減ハッキリさせたら?」


「は?何を?」


「自分がどうしたいのか、だよ。」


「…どうしたいって言われても…分かんねぇよ。」



陸くんの言葉に橘くんは
困った様な顔をする。



「南が蓮に何を求めてるのかは分かってんだろ?」


「…まぁ。けどもう諦めるって言われたし…」


「アイツが蓮をそんな簡単に諦めるわけないって!ってか、そもそも何で南は急に蓮の事を諦めるとか言い出したわけ?もしかして小野寺さん絡み?」



事情をよく知らない大ちゃんは
不思議そうに首を傾げた。



「…まぁ、そんなとこ。」


「…マジか。」


「…芽衣の事はどうするつもり?」



言葉を失った大ちゃんの代わりに
陸くんが口を開く。



「…どうもしねぇよ。アイツの事はもうとっくに吹っ切れてる。」


「そんな風には見えないけど?」


「は?何だよそれ。俺がまだ芽衣に未練があるって言いたいわけ?」


「…違うの?」


「未練なんて無ぇよ。」


「じゃあ、何で芽衣と頻繁に連絡取り合ってるわけ?蓮が中途半端な態度でいるから芽衣だって南ちゃんだって勘違いするんじゃないの?」


「…それは…ってか、じゃあ俺はどうすれば良かったんだよっ!?」


「…芽衣と付き合う気が無いんだったら中途半端に優しくしちゃダメだよ。」


「…俺はただ…」



俯く橘くんの横顔を沈みかけた夕日が
ぼんやりと照らし頬を赤く染める。

その横顔は寂しげでどこか頼りない。

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