サンシャインさんのブログ

不倫で、片想い。 大好きな人を想う、つたない私の日常。 

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ストレスとチョコレート

しおりをはさむ

2017/09/16 20:44:53

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木曜日、楽しいやり取りしたけどさ。

帰ろうとしていた7時ころ、電話が鳴ったんだ。


「これって、○○と△△と、どっちがいいの?」
緑井さんが聞いてきた。
「時と場合によるんですけど、どっちにしたいですか?」

「やー……、今はいい」

プルルル……。


「はい。○○事務所、青井でございます」

『あ、青井さんですか?○○です~』

今、体調を崩して休養している子だった。
そろそろ、休養期間が終わるのかな。いつから出てくるんだろう??

『青井さん、私、実は辞めることにしたんです』
「えっ」
『それで、聞きたいことがあって……』

私が仕事で扱うやつで、その子が契約していた商品も解約したいそうだ。
それで、私に一番に教えてくれたんだ。

支店長に、初めに言いたかったろうに、私が初めに出ちゃったから。

しばらく話して、『支店長いましたか?』と聞いてきた。
「あ、うん、ちょっとまってね」

私は、努めて明るく話したつもり。
支店長のところへいく。


「支店長……○○ちゃんからお電話です」
「えっ?はい」

私が泣きそうな顔してるから、支店長の隣の緑井さんが、びっくりして私を見た。


「○○ちゃん、どうしたの?」
「………私の口からは、とても言えません…」

そんな爆弾発言できない。

緑井さんは、支店長の会話を耳を澄まして聞いている。
気になるんだろう。

「うん、うん、いいよ、まだ若いからね。
そうだよね、体を大事にして。わかったよ、代理に変わるね」

支店長が保留を押して、女性の代理に声をかける。

「代理、○○ちゃんからだよ」
「えっ?」
と、今度は女性の代理が驚きながらも電話にでた。


緑井さんが私を見た。
私は、泣きそうな表情を崩せない。
 
「………LINE教えてくれたら、教えてあげる」
苦し紛れにそう言う。

「俺、LINEしてないの」
「本当?………メアドでもいいよ?」
「メールもちょっと。ショートメールしかしない」
「え?そうなの?」

冗談?本気??

「じゃあ、ショートメールしてもいい?」
聞くと、柔らかく笑った。 

「いいよ」

「本当?本当に送るよ?ショートメール」
「いいよ」

わ。いいのかな。本当に?
ケータイ番号は、事務所のメンバーの分を回覧されてるけど、それを流用してもいいのかなぁ?

緑井さんにだって、私の番号まわされてるけど、多分、登録はしてないでしょう??

その時に番号きけばよかったけど、話の流れでそれどころではなかった。


支店長が緑井さんを見る。

「○○ちゃん、お医者さんと相談してたけど、思わしくないって。ダメだって…」

手でバツをつくる。
あぁ…、言っちゃった。

緑井さんがびっくりして私を見る。


「………ショートメールする必要がなくなっちゃったね」

悲しい横顔で言う。


女性の代理が電話を切って、私たちのやり取りに混ざる。


「支店長、明日言います?」
「うん、言う」
「皆に言う前に、こっちの部署に言うので待って」
「ああ!そうだね、わかったよ」

二人がやり取りしてるのを、ショックから抜けきらない私が見つめる。

緑井さんが口を開いた。

「最近、多いですね、こういうの」
「ああ、そうだね。△△部署もそうだしね。
若い子ばっかりだね」

しばらく、その話題で静かに盛り上がる。
隣の営業フロアからは、楽しい笑い声が聞こえた。

温度差がすごい。


「○○部署の○○さん、ウツっぽいらしくて。
でもヨメさんが、弁当作ってくれるから休めない、って。
職場に来ると、シューンとしてるらしいです」

緑井さんが言う。

「………一緒じゃん、」

緑井さんと。
毎日、イヤイヤ言ってるの。


緑井さんが私を見るから、私は温かい眼差しで見つめた。

「………だいじょうぶ?……」

小声で。

「おれ?(^^)……大丈夫」

笑うから、私はそれ以上追求しない。
支店長の前では、女性代理の前では、内緒にしておきたいかもしれないから。


「じゃあ、そういうことで……」


話が終わらないから、支店長がそう言って切り上げる。


四人しかいないけど、解散する。


「俺もやめようかな」

緑井さんが言うから、私はびっくりした。

「やめるの……?!」


「え?、そうじゃなくて、"今日は"止めようかなって」
「あ、あぁ…。そうだね。私も切り上げようかな」

ぐったりしてしまった。

「お前は残れ」
「えっ!?」
ニヤニヤして言われた。

「だっ、ダメなの……!?」
「だめ」


一緒に出ると怪しまれるとか、思ってるんでしょう?


それって、どういう心理??
ただの「仲良し」なら、意識しないよね??


私と同じ気持ちだって、思ってもいいの??
私の気持ち、きっと気づいてるよね………??


これだけ、すきすき言ってるもんね??


冗談の域をでないと思ってる??


私は、ぷぅ、とふくれたふりして、自分のデスクを片付ける。
疲れたもんなぁ……。


ふと緑井さんを見ると、目があった。

私が帰るか残るか気になるのだろう。
一緒に……、帰りたいのに。

って言っても、駐車場までだし。


どうしてそんなに気にするのかわからない。
私がまとわりつき過ぎるからだろうか??


前に駐車場まで、一緒になったとき、私のこと見なかった。

「怪しまれる」って言って。

大人数のところでは、そういうのも気にした方がいいのかなぁ。うーん。


私が片付け終わると、緑井さんは仕事していた。

帰る様子はない。
あくまでも、「怪しまれたくない」んだね。


「お先に失礼します。お疲れさまでした~」

支店長に声をかけて、私はフロアを出た。


廊下の先のロッカーにたどり着き、鞄を取り出す。
チョコレートの袋が出てきた。


ギャバ。
「ストレス社会で働くあなたに、一時的に緩和します」ってやつ。


最近、私はチョコレート食べないから、これは緑井さん用に入手しておいた。
いつか、機会があったらあげようかと思っていた。

けど、チョコレート好きか分かんないしなー。


しばらく悩んで、あげちゃえ!と思う。
けれど、今さらフロアに戻れないから……。


靴箱、か?

靴箱は、蓋がないから皆の靴が丸見え。
けれど、もう皆いないし。

学生みたいでいいだろ?

鞄から付箋を取り出す。
えーと。

「食べようと思ったけどあげる」

靴箱にそっと置いて、事務所をでた。

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