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100%妄想恋愛小説

恋愛小説です◡̈⃝︎⋆︎*第1弾完結!第2弾はえっちぃお話\(//∇//)\

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気持ちは変わらない。

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/14 18:35:59

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「…残念って何?陸くんは私にどうして欲しいの?何で陸くんにそんな事言われなくちゃいけないの?もう私の事はほっといてよっ!」




…私、最低だ。
陸くんに八つ当たりしてる…




「…南ちゃん…」


「大体陸くんの気持ちだってよく分からないよっ!私の事が好きだとか言ってたくせに橘くんの事諦めるの?とか言って…陸くんは一体何がしたいの?」




ダメだ。
何言ってるの私…
こんな事、言いたいわけじゃないのに…





そう思っていても
溢れ出した感情は止まらなくて
口が勝手に動き出す。

止めよう、止めなくちゃ、
そう思えば思うほど
言葉が勝手に出てきてしまう。



「…陸くんは今でも…小野寺さんの事が好きなんじゃないの?」


「違っ…そんなんじゃないよ。僕はもう、芽衣の事は…」


「じゃあ何でっ?何で陸くんは私に橘くんを諦めて欲しくないの?橘くんが小野寺さんとくっ付いちゃうのが本当は嫌だからなんじゃないの?」


「そんなんじゃないよ…」




何で?
どうしてそんな顔をするの?

私には陸くんの気持ちが
全然分からないよ…




「…ごめんなさい。ちょっと言い過ぎた。」




陸くんの本音は私には分からない。

いくら手を伸ばしてみても
掴みきれない雲の様に
陸くんの気持ちも私の手には届かない
ずっとずっと遠くの方にある気がする。




「…もう前みたいに後悔はしたくないんだ。」


「え?」


「南ちゃんにも後悔して欲しくない。…自分の気持ちを押し殺して気持ちに蓋をしたって、いつかは溢れ出てしまうものだよ?その時傷つくのは…南ちゃんだ。」


「…陸くん…」


「…僕ね、本当に南ちゃんが好きだよ。」



陸くんは今にも泣き出しそうな顔をしてる。



「大好きだから…南ちゃんには笑顔でいてほしいんだ。」



そう言って笑う陸くんの笑顔に
私の胸は締め付けられる。


どうしてこんなにも苦しいんだろう…

橘くんに出逢う前に陸くんに出逢っていれば
こんなにも苦しまずに済んだのかな?

先に陸くんに出逢っていれば
私は陸くんの事を好きになっていたのかな?


いくら考えてみても
現実が変わるはずもなくて
結局、私は橘くんの事が好きなまま。

陸くんの言う通り、自分の気持ちを押し殺して
気持ちに蓋をしても、いつかは溢れ出す気がする。

それでも私は橘くんを
諦めなくちゃいけないんだ。


橘くんに私なんかは似合わない。

そもそも住んでる世界が違い過ぎる。

小野寺さんは橘くんの幼なじみで
元々は両想いの仲。

両方の親も2人が一緒になることを望んでる。

そんな2人の仲を私なんかが壊しちゃいけないんだ。





「…陸くん、ありがとう。でも私…橘くんの事はもう諦めるよ。」



精一杯の強がりで作った笑顔の私に
陸くんは気が付いてると思うけど
それでもいい、私の気持ちは変わらないから。

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