サンシャインさんのブログ

不倫で、片想い。 大好きな人を想う、つたない私の日常。 

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ため息なんて要らない

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2017/09/12 20:19:12

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今日は、久しぶりに朝の会議室で鉢合わせ。


いないかも。


と思いながら、扉を開いたら、緑井さんがいつもの椅子に座っていた。


「あ、ども」

よく通る、素敵な声。

 
寂しかったよぅ、と言いたかったけど、隣の部屋で人の気配がしている。

明かりも洩れてるし?

私は、普通の会話を心がける。


「稲刈り、いい感じに進んだ?」

「あ、お陰さまで」

珍しく私が、緑井さんの正面からテーブルを拭くせいか、緑井さんが目を見開いた。

私には、「私に会えて嬉しい」から笑ったように見えて、我ながらポジティブすぎて笑える。

ニコニコしてしまう。

緑井さんが、日焼けしていた。


「日焼けしてる~」
「うん。焼けた」

思わず手を伸ばして触りたくなる。
逃げられるだけだよ、それは。。


「あー、もうヤだよね~。ここに来ると嫌になる。
もー、辞めたいよねー。」

伸びをして、そう言う。
私にはいつもそれしか言わない。

その事に共感してほしいのかな。
よく頑張ってるよ、辛かったね、と言って抱き締めてあげたい。

けれど、今日はだめだよ?


「…………そんなこと、いわないで……(T_T)」

小さく小さく、呟く。
スカートの裾を握って、泣きそうな顔で。


緑井さんは、ふと、明かりが漏れる扉の隙間を見て、それに気づく。私を見た。


「………誰かいる?」

小さな声で。
いるよ。誰か。


私は答えずに、そちらへ歩み寄り、扉を小さく開いた。

ガチャッ。

そして、その人を確認して閉める。


私がもといた場所に戻る頃には、緑井さんが会話をごまかすために蛇口を捻っていた。


水の音。


「……だれ?」
緑井さんが聞く。
私は、緑井さんにぴったりくっついた。

「………お局様」

「あー……」

緑井さんも、ヤバイと思ったのだろう、片手を振って、私に「会議室から出て行きな」と無言で促した。


うん、と頷いて私は会議室から出る。

廊下の先で、灰井くんが出勤してきていた。

「おはようございます」
「おはようございます。長袖だね~」

と私が会話を振る。

「今日、寒かったんで~」
 
よろしく、とすれ違う。

すると、お局様も廊下へ出てきて、灰井くんと共にフロアへ行ってしまった。


…………はぁ、危なかった??
いや、アウト??


緑井さんも、危ないと思ったことは確か。
秘密を、共有できたらいいのに。


そしたら、きっと、もっと親密になれる。

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