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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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絶妙なタイミング《349》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/14 21:51:18

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





ガクはその舌をベロっと舐め上げ、ピチャピチャ
と味わう。


「こら、ひっこめるな」


驚いて舌を引っ込めてしまったタクミを叱る。
こうしてるから、好きな男を思い浮かべてろ。

と、タクミの目を手の平で覆った。

ガクはノックをするように、タクミの唇に
チュッチュッとキスをして、もう1度舌を
出すように促す。


「ぁぁあ」


タクミは素直に舌をもう1度だした。ガクは
それを口に含み、自分の舌を絡めながら、
甘噛みを繰り返す。

ヒクヒクと反応するタクミを堪能するように
さらに攻めていると、唾液が溢れてきた。


ピリリリ、ピリリリ、ピリリリ……


突然、タクミのスマホが鳴り出し、ビクッ
とする。


「ガク……さん……」


トントンと背中を叩くが、離れる様子はない。


ピリリリ、ピリリリ、ピリリリ……


呼び出しは長く、切れない。


「チッ」


ガクは仕方なくタクミから離れ、口を手の
甲で拭った。


「出ていいぞ」

「す、すみません」


タクミは口を拭きもしないで、焦って通話を
フリックした。


「はい…」

『タクミ、今、いいか?』

「うん」


相手はカオルだった。


『学祭、終わったのか?』

「うん、寮へ帰ってきたところだよ」


普通を装って話す……が、


『タクミ、どうした?なんだか声が変だぞ』

「え?……そ、そんなことないよ」

『何か食ってたのか?』


ガクの口をむさぼっていたなんて、口が
裂けても言えない。


「どうして?なんにも食べてないよ」

『水っぽい』


タクミはギクッとして、そこではじめて
自分の口を手で拭った。

その様子を見ていたガクは、声を殺して
笑っている。


「あの、今ね…」


そこまで言うと、ガクがジェスチャーで


『俺、戻るから、電話してろ』


と合図して、タクミの部屋を出て行って
しまった。


『ん?誰かいるのか?』

「うんん、いないよ。それより何か用事
だったんじゃないの?」


話を取り繕う。


『今週末、アスカの所へ行ってくるから、
タクミは寮にいろ』

「え?何かあったの?」

『大したことじゃない。帰ったら説明する』

「うん」





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