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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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怒りの矛先《346》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/12 21:03:23

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





「こうなったら俺が早く一人前になって、
父さんの後を継いで、あの女の旅館を
買収してやる。んでギャフンって言わせ
るんだ!」

「ちょっとちょっと、物騒なこと言わないで」

「だって悔しいでしょ。あんなに兄さんが
頑張ってるのに、出迎えも料理も育児も
しないんだよ。兄さんさ、毎日遅くまで
仕事して、朝はアユミを幼稚園バスに乗せて」

「そ、そんなことしてるの?」


ハジメは怒った顔で頷く。そして、体を更に
乗り出してタクミの手を掴んだ。


「タクミ先生、なんとかして!」

「ええ?!そんな事無理だってば。ボクはもう
リキとは深く関われないんだから」

「んだよ。いいじゃないか、少しくらい」


タクミの手を離し、ぺシッと叩く。


「痛い…」

「兄さんに会ってあげて」

「ダメなんだ」

「なんでだよ!」

「ボクは原田家に関わっちゃダメなんだ」


ペシ、ペシ、ペシ


「痛い痛い痛い」

「タクミ先生のバカバカバカ」

「ハジメ君、落ち着いて。リキは大丈夫だから。
男が一度決めた事は何が何でもやり通すもん
だし。リキはそういう男だから」


きっぱり言い切るタクミの目を睨みつける。


「本当ですか」

「うん、だってボクが好きだった人だもん」

「過去形か…」


ハジメはさっきの勢いはどこへやらで、シュン
とする。


「ハジメ君がつらいときは、あの執事見習いの
黒田大志君に相談してごらん」

「……」

「お父さんと黒田さんみたいに、信頼しあえる
と思うから」

「……」

「ダメ……かな?」

「判った」


ハジメはぬるくなったコーヒーを飲み干す。


「ありがとう、タクミ先生。何かホッとした」

「そう?ボク、何にもしてあげてないけど」

「うんん、汚い思いをぶちまけて、すっきり
したのかな」

「そうかも」


タクミも残ったコーヒーを飲み干し、2人は
カフェを出た。






〇(*´-`)ヤレヤレ

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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6599346・09/13

    アメジストさん

    終わってるって言うと淋しいから
    たっくんがみまもりに入ってる
    ってことで。

  2. アメジストさん(37歳)ID:6598935・09/12

    たっくんはもぉリキが過去なんだね…
    悲しいよーなこれで良いよ〜な
    なんとも複雑過ぎて感情入りまくりです₍₍⁽⁽(ી( ˃ ⌑︎ ˂ഃ )ʃ)₎₎⁾⁾
    私はやっぱり!やっぱり…
    って言っても、エリスさんの中では終わってるんですよね〜(@ ̄ρ ̄@)

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