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100%妄想恋愛小説

恋愛小説です◡̈⃝︎⋆︎*第1弾完結!第2弾はえっちぃお話\(//∇//)\

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らしくない。

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/12 12:17:07

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私に気がつくと
陸くんは少し、気まずそうに笑った。



「ごめん、迷惑だったかもしれないけどやっぱり気になっちゃって…」




知ってるよ。
私の事、心配してくれてること。

休み時間やお昼時間
私に気を使って会いに来なかった事も。




「ううん。ありがとう。…ごめんね?」



精一杯の笑顔で笑う私の顔は
陸くんには、どんな風に
映ってるのかな…




「…どうして朝、蓮のこと避けたの?」



帰り道、少し話そうと陸くんに誘われて
立ち寄った学校近くの公園で
陸くんのこの質問に
私はどう答えれば良いのか
一瞬、悩んだ。



「…どう…してかな…?多分、腫れた目とか寝不足で出来たクマを見られたくなかったから…かな?」


「…本当に?」


「え?う、うん…何で?」



私の気持ちを探るような
陸くんの瞳に思わず視線を逸らしてしまう。



「南ちゃんらしくないよ。…もしかして南ちゃん、蓮の事諦めようとか思ってる?」


「……」



何も言い返せなかった。

俯いて何も答えない私を見て
陸くんは小さくため息をつく。



「…やっぱり南ちゃんらしくない。」



胸がズキンと鈍く痛んだ。




そんな目で見ないで。

何で陸くんが
そんな悲しそうな顔をするの?

私らしくないってどういう事?

じゃあ、私は一体どうすればいいの?




泣き出しそうになるのを
唇をギュッと強く噛むことで
何とか堪えてる。

陸くんの前で
もうこれ以上、泣きたくなんかない。

泣き顔なんか見られたくない。

それなのに陸くんはまだ
私に問いかけてくる。




「蓮に対する南ちゃんの気持ちってそんなものだったの?」




そんなものってどんなもの?
私は今でも、橘くんが好きだよ。




「そんな簡単に諦めちゃうの?」




簡単なんかじゃないよ。
悩んで、悩んで、悩んで、出した答えだよ。
本当は諦めたくなんかないけど
しょうがないじゃない。




「…南ちゃんはもっと自分の気持ちに素直で真っ直ぐな人だと思ってたのに。…残念だよ。」



陸くんの''残念だよ''って言葉が
頭の中でグルグルと回って
ズキン、ズキン、と
今までに無いくらいに
胸が激しく痛んだ。

同時に何故か
陸くんに対して
怒りに似た感情が湧き上がる。




陸くんに私の何が分かるっていうの?

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