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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/14 12:24:26

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「どこ行ってたんだよ、まこ。」

ルームに行くと誰もいなくて。

ライヴ会場に戻ってみると、そこはそのまま打ち上げ会場と化してて。

一通り片付けが終わったスタッフと、すでに飲み始めてるみんなは少し酔っ払ってた。

「おまえ、みんなが探してたぜ~?」

陸ちゃんにギュウギュウに抱きしめられる。

「うっ…くっ苦しいよ~!!」

「おまえのピアノ、サイコーだったぜ!!ほんっと、最高の鍵盤奏者だ!!」

陸ちゃんがそう言ったかと思うと…

「…本当、度胆抜かれた。」

後ろから声がして…陸ちゃんに抱きしめられた状態で首だけそっちに向くと…邑さんがいた。

「…女みたいだとか…認めないとか言って、悪かった。」

邑さんは申し訳なさそうにそう言って、僕に軽く頭を下げた。

「…認めないって言われたのは悔しかったけど、女みたいって言うのは侮辱されたとは思ってないですよ。」

「は?」

「だって、うちの女の子達見たでしょ?綺麗でカッコ良くて…ほんと、優しくて強い。そんな子達近くで見てたら、女みたいって言われても侮辱だなんて思えないんですよね。」

「………ふっ。」

邑さんは小さく笑うと、後ろに従えてた弟達と真珠美ちゃん、そして佐和ちゃんを並ばせて。

「謝らせてくれ。」

そう言って…みんなで深々と頭を下げた。

「えっ、いいいいいや…そんな、いいですよ!!」

陸ちゃんの腕から離れて、慌ててみんなの肩に触れる。

顔を上げた面々の中…真珠美ちゃんは僕のあげたメガネで。

「島沢さん…すごく、カッコ良かった。」

笑顔で言ってくれた。

「…ありがとう。あっ、タオルもありがとう。大事に使わせてもらうね。」

「あたしも、絶対CD買います。ずっと、応援します。」

そう言ってくれた真珠美ちゃんと握手すると…

「あっ…お…俺も…握手してもらっていいですか…?」

三男坊君にそう言われて、握手する。

「あ…じじじ自分…も…」

続いて、次男坊君とも…

「…ほんと、カッコ良かった。鈴亜と…幸せにな。」

「…ありがとうございます。」

流れで…邑さんとも握手して。

この人、本当はすごくいい人なんだろうな…って、そんな気がした。

「あのー…それと…」

その横から佐和ちゃんが申し訳なさそうな顔で。

「知花さんと…えーと…早乙女さん…?どこに…?」

少しだけキョロキョロしながら言った。

僕が会場を見渡して、知花とセン君を見付けて指差すと。

邑兄弟と佐和ちゃんはそこに走って行って…なぜか二人に土下座してた。

土下座された二人は何だか慌ててたけど、周りは大爆笑してて。

その内…みんなと握手を交わして楽しく話してるようだった。


…良かった。

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コメント1

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  1. シルヴェーヌさん(52歳)ID:6599908・09/14

    やった~\(^o^)/
    やっと追いついた^_^;
    追いついたとこが いい感じのまこちゃんで良かったww

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