アホな男に10年を捧げた話。

アホな男と分かっていても好きで好きで仕方なかった彼との恋愛について書いていきます。

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「次の相手が見付かるまでの繋ぎやから。」

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2017/09/14 10:07:07

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私の28歳の誕生日の直前、サリーさんから彼氏が出来たと聞いた。
その日は私の誕生日祝いで、芳樹さんの働くレストランでコース料理を食べていた。

「へぇ、良かったですねぇ!」

私はそう返したけれど、話を聞くにつれて嫌な気分になっていった。
相手は10月1日付で転勤してきた人で、妻帯者。
今は単身赴任をしていて、妻子は九州に残してきているという。

「次の相手が見付かるまでの繋ぎなんや」

サリーさんはそう言うけれども、私は絶対に繋ぎになんてならないと思った。
サリーさんは、7年間も遠距離恋愛の彼氏を思い続けられた人。
そんな一途な人が不倫にのめり込んでしまったら、大変なことになるのは火を見るより明らかだった。

それに私は、芳樹さんと山本あずさの一件以来、不倫という行為そのものが嫌いになっていた。
不倫をする人間そのものが嫌い、といっても過言ではない。
だから大好きなサリーさんが妻帯者なんか好きになってしまってショックだった。
何とかして止めさせたい!そんな気持ちだった。

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