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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

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愚痴《344》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/12 20:57:46

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





ガクはハジメの頭をポンと叩いて、行って
しまった。

そのガクの態度にハジメがムッとする。


「なんなのアイツ!ムカつく」

「まぁまぁ、あれでも日野福祉大学卒業して
壬生の別科にきた、優秀な人なんだよ」

「優秀でもタクミ先生にベタベタするの
許せない。ぷんぷん!」


タクミはガクにならって、ハジメの頭を
ポンとした。


「タクミ先生にされるのは嬉しい、もっと
して」

「あのねぇ……」


ハジメの背後にパタパタと揺れるしっぽが
見えるようだった。


「せっかくガクさんがくれた時間だから、
行こうか」

「はい!」


ハジメは満面の笑みでタクミの隣りにならんだ。
最終日なので屋台は徐々に片付けられている。


「なんか食べる?」

「うんとね、学生カフェに行ってみたい」

「ああ、うちのカフェ有名だからね」


壬生福祉大学の学生サロンにあるカフェは、
フェアトレードのコーヒー豆を使っている事
で有名で、一般の人にも開放されていた。


「開いてるかな?」

「うん、学祭の間は開いてるよ」

「連れてって」

「了解!」


2人はキャンパスをゆっくり歩きながら、
話を始めた。


「ハジメ君、大学はどう?」

「今はついていくのに必死かな。一般科目
と同時に基本的な経済学を学んでるってとこ」

「ふ~ん、どこも同じだね」


サロンが近づいてくると、学生が増えてくる。
タクミはさりげなくハジメと歩く場所を変え
自分が中央よりを歩く。


「兄さんの事、聞かないの?」

「ん?うん……」

「本当に終わっちゃったんだ…」

「まぁね」

「俺の愚痴、聞いてくれる?」

「何かあるの?」

「あるある!めっちゃ、ある!」


ハジメは急に鼻息を荒くして、詰め寄って
きた。


「じゃあ、コーヒー飲みながら聞くよ」

「はいっ」


少しだけ歩みを早め、カフェに向かった。







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