アホな男に10年を捧げた話。

アホな男と分かっていても好きで好きで仕方なかった彼との恋愛について書いていきます。

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「私はあなたの味方だからね。」

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2017/09/12 08:55:26

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彼との約束の日。
私は約束の時間より30分ほど早く、レミさんの店へ行った。
その日は火曜日だったのでお客さんは少なく、レミさんは店の奥のテーブル席を用意してくれた。

まずソフトドリンクだけを注文し、私はレミさんに今日までの流れを簡単に説明した。
去年、北海道旅行でプロポーズしたこと
「結婚はまだ考えられない」と言われたこと
その後音信不通になったが、今年の初めに連絡が来たこと
ヘルニアで休職した彼を自分のアパートに住ませていたこと
ヘルニアが良くなるなり、彼とは再び音信不通になったこと

レミさんは、空いた口がふさがらない、というような顔をしていた。

「それで、ロザーナちゃんはどうするつもりなの?」

「今日の彼次第だと思ってます。
彼次第では、別れるしかないと思いますし、彼が反省して謝ってくれるなら、もう一度だけ信じようと思います」

「そっか。
あなたが私の娘なら、そんな男は早く忘れなさい、って言うけれどね。
でも、それはあなたが決めることだから。
私はあなたがどう決めたとしても、あなたの味方だからね」

レミさんは、そう言って席を立った。

「私はあなたの味方だからね」
この言葉は、すごく私の背中を押してくれた。
どんな結論になったとしても、私は後悔しない。
オレンジジュースを少しずつ口に含みながら、彼の到着を待った。


つづく。

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