セレナさんのブログ

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テーマ:小説 > 初心者

2017/09/09 04:22:04

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海が帰ってきて
お互いに座ってタバコに火をつけた。
海は気まずそうな顔をしたり、苦笑いのようなニヤニヤした顔をしたり変だった。

話を切り出したのはもちろん私。

「いつから?」

海「………。」

「私…聞く権利くらいはあるよね?ちゃんと話すって言ってたもんね」
文章では表せないけど、自分で驚くほど優しい声だった。

海「10月くらいかな、ラインを聞かれた」

私は薄々前に海がぽろっと話したことを思い出していて変に確信していた。

「5月くらいに職場で俺のことかっこいいって言ってる子がいるよって他の人から聞いたって言ってたよね。その年下の子?」

そう、確か5月ぐらいに一回、8月くらいにもう一回そんなような話を海から聞いたことがある。

海「さすがに違うよ…前に話した18歳の子でしょ?さすがに未成年はない。2個くらい下の子」

ああ、18歳の…その子なんだね
その子がるなちゃんなんだ。

「そっか、てことは21歳くらいか、年下には勝てないなぁ〜〜」

海「そういうことじゃないんだけど…」

「なんだよー!負けてるのは年だけじゃないって?笑」

海「そうじゃなくて……。」


「海はどうしたい?」

海「……正直わからない。距離を開けたらあっちに気持ちが完全にいっちゃうと思った。葵に別に何か不満があるとかじゃない。本当に最低な話だけどどっちのことも好きっていうか…俺もこんなの初めてで……」

「なら、私をとってよ」

海「え?」

「同じなら。私をとってよ。そしたらその子のことは私もなかったことに思う。」

海「.......でも、気になっちゃうんだ。その子のことを知りたいって思っちゃうんだ。」

「なら、私とはどうしたい?」

海「.............」

「ずるいよ。そうやって黙って。」

海「ごめん、ちゃんと話そうとは思ってるけどまだはっきりというかなんか…」

「私からは言わないよ。質問形式ではい・いいえで終わらせたりなんて嫌だ。最後くらいきちんといいなよ。なんで私振られる側なのに…そんな辛いことさせないでよ…」


海「…ごめん」

「ごめんてなに?ちゃんといって?」

海「もう一緒にはいられない。本当にごめん」


「わかった。幸せになれよ。

さて、私さ、できる元カノだよねー!

もう荷物まとめておいたから。

今日持っていけるものだけ持って帰って
また後日日にち合わせて残り取りに来るから
それでいい?」

海「……わかった」

「ねえ、最後にハグしてくれない?」

海「え…」

「それさえも嫌?」

海「いや…えっと…俺からするの?」

「うん最後のお願い、して」

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