セレナさんのブログ

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テーマ:小説 > 初心者

2017/09/09 03:20:38

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「あー帰ったら葵がいないのか」

出かける時間が迫り海がぼやく。

「確かに私とはいつもより会える時間が短いけど、せっかくなんだから楽しんでおいでよ」

お前が決めた予定なのに私にぼやかれても正直困る。という心とは裏腹な言葉を返す。

「待ってて欲しいなぁ」

「え?」

「だめ?終電過ぎには帰ってくるから」

あざといというか可愛い感じでお願いしてくる海に少し違和感というか
俺がこうして言えばなんでも聞いてくれる、またはどこまで聞いてくれるかを試しているようなものを感じた。

「終電過ぎって1〜2時くらいかな?それなら…」
と、時計を見れば約束の時間は20時。
5〜6時間で帰ってこれるものなのかと疑いながらも了承した。

「わーい!葵大好き!」
ギューとハグをしてくる海に行ってらっしゃいのキスをして送り出した。

もともと1人でいるのは苦じゃないしむしろ好きな方でだらだらテレビを見たり好きにくつろいでいた。

ふと時計を見ると23時過ぎ

そろそろか、早かったななんて思っていた。

♪♪♪♪
『お酒飲まされたぁ』

海はもともとお酒が体に合わず、少し飲めばすぐ身体中真っ赤になる。
遊んでる時まで連絡しなくても大丈夫なのに…気にしなくて良いよ。でもありがとうね。と返した後も少しやりとりが続き、連絡が途切れた。

時計は2時を指していた
海からの連絡はない。

私は迷った。
何かあったのかもしれない
いや、遊んでて忘れてるだけ
それに先輩といるんだから
あんまり連絡できないよね

時計は3時を指した。

寝るに寝れず、かといってすることもない
日曜の深夜テレビは個人的につまらない
バーにでもいって時間を潰そうか。
おふろ入って化粧しようかな、
と準備を進め4時前に

♪♪♪♪♪海
『起きてるー?今帰ってる。先輩に送ってもらってる』

葵『ああ、そうだったの。私今からバーでも行こうかと思ってたんだけど』
正直腹がたっていた。
こんなに遅くなるなら私は家に帰りたかった。

海『え?そうなの?行ってきてもいいけど…危ないよ?』

葵『うん、もう帰ってくるなら行かないよ。暇だったから時間潰したかっただけ』

ガチャ

「ただいまぁ、葵ちゃーん」

「うわっ酒くさっっ」

「酔ってるんだモーーーン」

「ねえ、さすがに遅くない?終電過ぎって帰ってきたの4時過ぎじゃん。どうせ言ってた時間よりは遅くなるだろうとは予測してたけどさすがに待つには長すぎるよ。次からは帰らせてもらうね」

「ええええええやだあ!」

「じゃあ、海が逆の立場だったら?嫌じゃない?」

「だぁってさみしんだもーーーん」

「知らないよ。そんなのわがまますぎる。次は待たない。そっちのが海だって自由に時間気にせず遊べるからいいじゃない」

「葵ちゃん、こっちおいで」

ぎゅっと腕を引っ張られ
押し倒され、少し乱暴なキスをされたあと
激しく身体を求められた。

私は、こんなことでこんな風に…誤魔化されてるようにしか思えない。虚しい。どうせ最中に思い、初めて別れが過った。

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