セレナさんのブログ

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テーマ:小説 > 初心者

2017/09/09 02:29:22

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私はすぐに電話をかけた。

「もしもし?海?なに?」

「本当はサプライズでもしようかと思ったんだけど…俺、2月6日に東京に行く。」

「・・・・・・・・え?」
涙が静かに頬を伝った。

たった2週間もすれば会えるんだ、海に。

そんな喜びを押し込んで

「仕事は?どうすんの?」
そう、私は現実を忘れちゃいけない。

「本当は車の工場で寮住まいにしようかと思ったんだけどうまくいかなくて、パチ屋に決まった。」

パチ屋…偏見と言われようと私からすれば土方のが安心できたなって言葉を飲み込んだ。


そして当日、言葉を交わさずともお付き合いが始まった。
海との交際は順調で
いわゆる週末同棲状態だった。

毎週毎週仲良くしていられたし、これといった喧嘩もなく倦怠期もなく順調。
半年記念日には某有名な動物ランドにも行き、
果たして過去を振り返ってもこんなに好きって気持ちが減速せずいられる恋人はいただろうかというくらい溺れていた。

…そんな風に思っていたのは私だけだったのかな。

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