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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

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付属保育園《342》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/11 16:29:51

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





最終日も屋台は盛況で、次々にクレープが売れ
ていった。

昼になると、交代の為にストリートダンスの
面々が現れた。


「お疲れさんッス」

「よお」

「後はラストまで俺らがいるから、片付けの
4時に戻って来てくれる?」

「了解」


タクミとガクはエプロンを外して、屋台から
出てきた。


「さぁ、やっとタクミとの時間だ」

「フフフ、どこから行きますか?」

「ん~、やっぱ保育学部かな」

「判りました、行きましょう!」


2人は付属の保育園がある方へ、歩いていった。
キャンパスを進むと、子供の声が聞こえてきて、
保護者の姿もちらほら見えてくる。


「保育園も何かやってんのか?」

「学祭に合わせてお遊戯会をやってるみたい
ですよ」


タクミはパンフレットを見ながら答える。


「へぇ、見に行ってもいい?」

「もちろん、いきましょう」


ガクはさりげなくタクミと手をつないで、
先を急いだ。

園の入り口で学生証を見せ、中にはいる。


「わぁ、可愛い」


小さい子がヒラヒラの衣装を着けて、列に
なって待機していた。


「すっげぇ、あんな小さい子の統制取れてるよ」

「ですね、保育園の先生ってすごいなぁ」


2人が感心してみていると、笛の合図で歩き出す。
舞台に並ぶと、また笛が鳴り、園児たちがお遊戯
の体系に整列した。


「梶、まるで軍隊だな…」

「まあ、そう見えますね」

「日本の教育はいつまでたっても昭和初期から
抜け出せねぇんだな…」

「……ですね」


ガクはため息をつきながら、園児のお遊戯を
見ている。そして、お遊戯が終わると、保育園
を早々に出て行った。

学内でも人気のないところへやってきて、
今にも崩れそうなベンチに並んで腰かける。


「なあ梶。俺さ、子供大好きなんだ」

「うん」

「自分の子供も本当は欲しい。梶、俺の子を
生んでくれ」

「ん?」

「お前なら生めそうじゃん」


タクミは眉間にしわをよせて、ガクを睨む。


「絶対に無理ですよ」

「ゲイじゃ里子も無理だしな……虐待して殺しち
まう親からふんだくってきたい」

「あれは痛ましいですから」

「生まれてさ、数年、数か月、数時間でその
人生終わっちまう子供って、なんのために
生まれてくるんだろうって、いつも思うんだ」


ガクは両手を額にあて、俯いた。


「ガクさん、顔を上げて下さい」

「………悪い、変な話して」

「変じゃありませんよ」








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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6598863・09/12

    アメジストさん

    謎解きはどうしようか迷ってます。
    設定として、エリスの頭の中に、
    訳は考えてあるんですけどね。

  2. アメジストさん(37歳)ID:6598281・09/11

    なんかあったのかなぁ…(◞‸◟)
    ガクくんの過去が気になってきた!
    エリスさん!謎解きを‼︎

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