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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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終演《337》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/08 18:19:09

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





体育館の照明が落ちると、キャー!と歓喜の
悲鳴が上がる。

シンビジウムの登場を待ちわびた観客の
ボルテージが一気にあがった。

ヒロユキのギターがジャーンと鳴ると同時に
ステージに明かりがつき、オープニング
アクトがはじまった。

タクミは最前列の一番下手の隅っこに立って
いる。


「わぁ~」


タクミは感嘆の声しか出なかった。

曲はアップテンポのものが続き、誰もが聴いた
ことのあるナンバーが続く。

曲ごとにサイリウムの色が変わり、会場の
一体感が半端なかった。


数曲の演奏が終わると、照明が落ち、歌い続けた
ユウジを休ませるように、ヒロユキのMCが始まる。

スポットライトから外れたところで、ユウジが
水を飲みながら、会場を見回すと、タクミと
目が合った。

お互いにフッと微笑みあい、存在を確かめる。


ライブは進み、ギターをアコギに持ち替え、
ユウジがセンターマイクの前にたった。


「これから、俺のラブバラード、聴いて下さい」


そういうと、ユウジはあの歌を奏で始めた。

その曲にタクミも覚えがあり、ドキッとする。

ソウルを込めた歌声に観客からすすり泣きが
聞こえる。タクミも涙がポロポロとこぼれた。

これが世界を魅了する、ユウジの声なのだ。


   ・
   ・
   ・
   ・


そして、2時間にわたるライブが終了した。

ステージはインテンシブミュージックの
スタッフによってアッと言う間に片付けられ
ユウジとヒロユキの2人は通用口からお忍び
で大学を出ようとしていた。


「はぁ…」

「燃え尽き症候群か、ユウジ」

「うんん、このまま、またアメリカだと
思うと淋しい」

「俺がいるのに?」

「……そうじゃなくて、俺、日本が好き」

「フッ、今更…でも、このツアーが終わったら
日本の温泉でも堪能しようぜ」


フフフと笑い、待っているハイヤーに乗り
こんだ。





〇(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪

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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6597011・09/09

    アメジストさん

    うふふ~♪←意味深(笑)

  2. アメジストさん(37歳)ID:6596555・09/09

    やっぱり最高だったんだぁ(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)
    イイなぁ〜イイなぁ〜〜
    最後にたっくんと会話して欲しかったなぁ〜

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