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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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射的再び《335》

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テーマ:小説 > BL

2017/09/07 21:27:01

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





タクミとシンは並んでキャンパス内を歩いて
いた。


「俺んとこの学祭とはやっぱちがうな」

「そうなの?」

「うん、体育会系の学祭ってわちゃわちゃ
してて、わっしょい!って感じなんだ」


タクミはいまいち、イメージできない。


「だけど、タクミんとこは、ガヤガヤは
してるけど、あったけぇっていうかさ」

「まあ、ハンデのある人呼んだり、子供も
たくさん招待してるからかな」

「そんな感じ。一言に祭りって言っても
いろんな形があるんだな」


2人はしみじみとしながら、ゆっくり歩く。


「ねえ、シン。あれやってみない?」


とタクミが指さしたのは射的だった。


「おっ、懐かしいな。昔お前にぬいぐるみ
取ってやったよな」

「うん、どこのお祭りだったかなぁ~」


タクミは何の意識もせず、シンの手を掴み
屋台へ向かった。


「銃は手作りか」

「そうみたい。ほら見て」


的の後ろにポスターが張ってあって、銃は
間伐材で作られていると書いてある。そして
作ったのは養護施設の子供たちだった。


「よ~し、タクミ、どれが欲しい?」

「え~っと、あれ!あの左の方のネコの
ぬいぐるみ!」

「よっしゃ、とったるでぇ」


シンは長い腕を伸ばして、ぬいぐるみを狙う。


パン!


「チッ、もう少し」


パン!


「シン、もっとふちっこ狙って」

「OK」


パン!


ポトッ


「やったぁ!」

「よっしゃぁ」


2人は抱き合ってピョンピョン跳ねて喜ぶ。
シンは係の学生からぬいぐるみを受け取る。
それを、キラキラの瞳でタクミが見つめて
いた。


「ほらよ」

「ありが……」


タクミはぬいぐるみに手を伸ばしかけて
やめる。


「どうしたんだよ」

「ユウキに悪いな…」

「遠慮すんな。今日は特別」

「でも…」

「ほら、受け取れ」


シンは優しく微笑んでネコのぬいぐるみを
タクミの手にポンと渡した。






〇(*´-`)ホワァ~

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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6596266・09/08

    アメジストさん

    こういう感じは安心
    できますよね。
    書いてても、安心です。

  2. アメジストさん(37歳)ID:6595834・09/07

    久々のシンとのツーショット(๑˃̵ᴗ˂̵)
    ハラハラ感もなく穏やかさを感じとれました!
    たっくんの『惹きつける力』はホント頭が下がりますm(_ _)m
    ほんわかしました☆

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