アメジストさんのブログ

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昔、昔のお話 17

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2017/09/07 01:03:34

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退職をしてからは
Fくんと遊んでいた。私は
まだまだ22才。
さみしさと悲しさを
まぎらわすかのように
毎日遊んでいた。

Sさんからは会いたいと
連絡がきていたけれど
携帯を変えてからは
あきらめてくれたようだ。
Tさんはどうしているのか
気にはなっていたけれど、
私からは連絡をせず、
携帯も私が変えたので
何も連絡をしないまま。

I は同期から友達へ昇格。たまに
連絡はとっていたけれど、
相変わらず何もない関係で
いられたのは、やっぱり
恋愛感情がゼロだからだと
いまでもやっぱり話になる。

当時の私とI の会話でも
Tさんの話題にはならなかった。
私が話題にしないからIもしない、
そんな感じ。I は同期であり
友達であり、お兄ちゃんみたいな
存在でいてくれて今でもありがたい。

私はFくんと付き合いはじめた。
FくんにはTさんの話をしたが、
「過去は過去、前を向いていこう」
と、前向きな性格に安心感が
うまれた。同じ年も悪くない、
幸せな日々だった。

少し日にちがたったある日、
どうしても用事があってTさんに
メールを送ったことがある。
I にアドレスと携帯番号は聞いた。
その時にお互いの新しい携帯番号が
わかったけれど、メールで用事だけ。
その1回が最後の連絡だと思っていた。

そこから数年後、Tさんが体調を崩し
入院したとI から聞いた。
I はお見舞いに行くと言うが、私は
断った。心配だったけどしかたない。
Iから退院したと聞いた。私はその時
TさんにLINEをしてみた。I から教えて
もらった番号を登録していたから。
返信は早かった。
私「退院したと聞きました。大丈夫?」
T「ありがとう、大丈夫」
私「よかった、お大事に」
T「ありがとう」

このことがきっかけで半年後に
数年ぶりの再会をすることになる。
半年後………
T「検査大丈夫で、定期的に検査は
必要だけど、会社復帰した。酒も
少しなら飲める。会わないか?
◯日が出張で△にいる。もし大丈夫
だったらその日温泉行かないか?
部屋は同室でもいい?」と。
びっくりした。突然の出来事に。
私は実はずっと会いたかった。
Tさんを忘れられなかったから。
私「何もしない約束なら同室OK」
Tさん「OK」
私はFくんには秘密にして
Tさんの出張先に会いに行った。

Tさんは迎えにきてくれた。
全部段取りもしてくれていた。
昔と変わらなかった。
数年ぶりの再会、聞きたいことが
いっぱいあって、それは向こうも
同じだった。
とりあえずチェックインをして
食事。軽く当時の楽しかった話を
して、時間も時間なので温泉へ。
あがってからは部屋飲み。
この時にお互いの当時の気持ちを
知ることに。

Nさんは元彼女だけど、かなり昔の話。
九州に来たのはNさんの彼とNさんと子供の
3人。彼とNさんは結婚した。
Nさんの子供の父親は全然知らない人。
私はSさんから聞いたと言ったら
Sさんは噂を本当のことだと思っていた
らしく、後日会った時に聞かれたから
説明した…と。

Tさんは私がバレンタインに荷物を…と
言っていたのは荷物ではなく私が来ると
わかって待っていたが来なかったことの
理由、どうして急に退職したのかを
聞いてきた。私はとっさに嘘をついて
しまった……「好きな人ができたの」と。
本当はちがうのに……。

私が退職したことを知ったのはバレンタイン
あたりだったらしい。急なことでびっくり
して携帯に電話をしたけど番号が変わっていた
と。急に消えてしまった私にTさんは人生で
はじめて大泣きをして、毎日飲み歩き
そこからの人生はしばらく荒れていたらしい。
数々の女の人とその場かぎり……を
たくさん繰り返したそうだ。
私とは結婚をする気でいたからだと、
だから急にいなくなって、心にぽっかり
穴があいてしまった……と、話してくれた。

わたしに出会う前もすぐに手を出す人間
だったけれど、私を見た瞬間に好きになり、
はじめて泊まりに来た日からずっとしばらく
何もできなかったのは、私のことが本気で好き
だったから恥ずかしくて手が出せなかった…と。
これには爆笑してしまった。思わず、
「そんな純粋な気持ちあったんだねー、
人は見た目じゃないんだねー」って
言うと、Tさんは笑いながら
「若かったな~」って答えてくれた。
お互い再会できるなんて思っていなかった。
だからこの時間は貴重だった。

ツインのお部屋。「一緒に寝よっか」
数年ぶりのTさんの腕枕は変わって
いなかった。約束通り、何もないまま
自然と爆睡をした私たち。
朝になって「やっぱり俺、だめだなー」
というTさん。「なにがだめなの?」と
聞くと「やっぱり手が出せなかったな~」
って。「何考えてるのー笑」と笑いながら、
いちばん最初の頃の私たちがよみがえってた。
それからは観光を少しだけして、私は用事が
あるから駅に送ってもらって先に帰った。
その途中、わたしにはFくんがいる話をした。
T「いま幸せか?」
私「うん」
T「それなら、よかった」
それ以上はFくんの話はしなかった。

Tさんとは当時まだお互いが若かった
だけなのかもしれなくて、私がもう少し
大人だったらきっと今は一緒に幸せな毎日を
過ごせていたのかもしれないなー。
そう思いながら電車に乗っていた。

Tさんとはそれからちょくちょく
LINEをしている。たまに飲みに行く関係。
やましいことは何もない関係。
忘れられない人ランキングの1位を
聞かれるならやっぱり私はTさんだと
思うほど、大好きだった人。
だからたまにくるLINEにドキッとは
するけれど。
やましい関係はのぞんでいない。
それはお互いにこの先も変わらない。
きっと……。
この時はそう思っていた。

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