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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/10 17:35:33

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鈴亜にあまり会う事もなく…11月になった。

結婚まで意識して…あんなに盛り上がってたのが嘘みたいだ。

今となっては、あのダイヤモンドも…

「……」

もう、ハッキリした方がいいのかもしれない。


「ねえねえまこちゃん、今夜空いてる?」

ルームで一人寂しく机に突っ伏してると、いつの間にか知花が至近距離に居た。

「うわっ…気付かなかったよ。いつからいたの?」

「え?今来たけど…まこちゃん、溜息ついてたから…」

「あ…ごめん…」

ダメだな僕。

いつまでもこんなんじゃ…

うん…

やっぱりハッキリさせなくちゃ…


「えっと…今夜は特に何もないけど…」

とりあえず、知花の問いかけに返事をすると。

「急だけど、今夜久しぶりに飲み会しないかって。」

知花は少しだけ首をすくめて言った。

「え?知花…お酒解禁?」

僕の問いかけに、知花は『あちゃー』みたいな顔をして。

「ううん…あたしはジュースで付き合う。」

小さく笑った。

陸ちゃんの結婚パーティーの時、久しぶりにお酒を飲んだ知花は…

子供達に大人気のキャラクターのコスプレをして以来、神さんにお酒を禁止されてるらしい。

聖子に言わせると、お祝いの場を盛り上げただけなのに、ちっさい男よね!!なんだけど…

そりゃあ、聖子がするなら誰も何も言わないけどさ…

知花だもん。

衝撃過ぎて…あの時は笑えなかったよ…

まあ、似合ってたし、今となってはアンコール!!ってみんなで笑い話にしてるけど。

神さんとしては、あんなに肌を露出した知花を、みんなが記憶に植え付けてると思うだけで腹が立つらしい。

あはは。

ほんっと…神さんて、知花が大好きなんだなあ。


そんなわけで…

急遽、SHE'S-HE'Sの飲み会が…

「え?ルームで飲むの?」

いつもなら、どこかのお店なのに。

ルームで開催される事になった。


「作って来ちゃった。」

今日ほとんど用のなかった知花は、あれから一旦帰って料理をして来たみたいで。

「おっ、美味そ。」

重箱を一段ずつ並べると…

「運動会とか発表会を思い出すなあ。」

ほんとに。

そんな感じの、美味しそうな料理の数々。

「みんな、知花様に感謝して食うように。」

手を合わせた光史君の言葉に。

「ははーっ。」

みんなで、知花に手を合わせた。

「もうっ、やめてよ。」

知花が笑いながら、小皿を配る。

うーん…なんて言うんだろ。

知花は僕と聖子と同じ歳なのに…アメリカにいた時から、みんなのお母さんみたいだった。

落ち着いてるんだよね。

高校時代も、一緒にお弁当食べてると、さりげなくティッシュを出してくれたり。

僕と聖子二人の面倒を見てくれてたって感じ。

…僕から言わせたら…

面倒見てもらってた聖子が結婚したのは驚きだよ。

そんな聖子は…


「さー、まこちゃん、飲んで飲んで!!」

もう酔っ払ってて…

「もー、聞いてくれるー!?京介の奴さーあ!!」

やたらと…愚痴った。

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