ブログランキング9

いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

  • 記事数 2355
  • 読者 649
  • 昨日のアクセス数 35276

テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/10 11:00:57

  • 63
  • 4

「今度は、いつ会える?」

鈴亜(りあ)が首を傾げて僕を見た。

「連絡するから。」

そう言ったものの…鈴亜が納得するわけないって分かってる。

「…いつも、そればっかり。結局あたしが会いに来ないと会えないのね。」

案の定…鈴亜はそう言って唇を尖らせた。


朝霧家の長女で…僕のバンドメンバーである光史君の妹。

鈴亜は桜花の高等部三年生で…僕と付き合い始めて…一年以上。

メディアに出ない僕達は、比較的自由はきくんだけど…

今週はちょっと…忙しい。

そんな時は、鈴亜が家の近くまでやって来て待ち伏せなんてしてて。

僕は慌てて車で連れ出す…みたいな形になる事が多い。


父親である朝霧真音さんには…許可をもらった…って言うか…

交際宣言はした。

鈴亜さんと、お付き合いさせてもらってます。って。

そしたら…門限は五時。って言われて。

しかも、打ち明けた事は言うなって、朝霧さんに言われて。

鈴亜は…僕とのデートに不満タラタラ。

…そりゃそうだよね。

今時の高校生が…午後から会って、五時までにデートを終えるなんて。


光史君に打ち明けて、協力してもらおうかな…なんて思った事もあるんだけど…

陸ちゃんから。

「まこ。気を付けろよ。光史はあれで、案外シスコンなんだぜ?」

って…意味深なアドバイス。

「な…何の事?」

僕は…陸ちゃんにもしらばっくれてしまった…。


あー…僕だってまだ帰したくない。

せっかく鈴亜が会いに来てくれて…その笑顔を見せてくれてるのに…。

だけど朝霧さん…本当に鈴亜の事可愛くて仕方ないみたいだし…


「…嫌いになった?」

突然鈴亜にそう言われて。

「まさか。」

僕は即答する。

嫌いになんかなるもんか。

鈴亜は…本当、可愛くて素直で…

だから余計、門限を言い渡したのは朝霧さんだ…なんて言えない。

『お父さんなんて嫌い!!』

って…

鈴亜は悪気はなくても、その時の感情をストレートに言うだろうし…


「さ、もう帰んないと、遅くなるよ。」

手を引いてそう言うと。

鈴亜は泣きそうな顔で、トボトボ歩き始めた。


…ごめんよ。

でも…ちゃんと、朝霧さんに認めてもらうためには…

こうするしかないんだ。

----------------------------
あれっ?
なっちゃんとさくらちゃんは?とお思いの事でしょうが、ちょっとまこちゃんと鈴亜ちゃんのお話を。

が、当然みんな出て来るのでご安心を。

この回、個人的にはとても楽しい回だったので、皆様にも楽しみいただければと思いますm(_ _)m

同じテーマの記事

コメント4

しおりをはさむ

  1. ヒカリさん(99歳)ID:6597917・09/11

    スズさん
    ありがとうございます😊
    そう言っていただけて安心(*´∀`*)
    楽しんで更新出来ます✨
    毎日たくさん更新してすみません^^;

  2. ヒカリさん(99歳)ID:6597915・09/11

    ミウさん
    マジっすか!
    ありがとうございます😊
    時間を見て書き足したい回なんですよね〜。
    文章くどく長くなったらすみません^^;

  3. スズさん(39歳)ID:6597351・09/10

    おはようございますー
    このまこちゃん❤︎りあちゃんお話し、好きです*・'(*゚▽゚*)'・*

もっと見る

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

9/20 編集部Pick up!!

  1. 3年も不倫続ける姉を説得したい
  2. 不倫相手と関係切れていなかった
  3. 「17歳下の妹」が大好きな彼氏

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3