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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/09/09 20:09:07

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パーティーが始まって一時間ぐらいして、ようやく…陸さんのご両親に会えた。

それほど、たくさんの人がいたのと…

あたし自身、ちょっとはしゃぎ過ぎてたのかな?


今日、聖と華月は千里さんのおじい様のおうちで、千里さんの御兄弟が集まって面倒みて下さってる。

さっき連絡したら…

『二人とも、とってもいい子ですよ!!私達も楽しんでますから、どうかごゆっくり!!』

って…元気良く言われてしまった。

…お言葉に甘える母を許してね!!聖!!

華月ちゃんも!!


「お洋服までお借りして…すいません。」

そう言って、陸さんの父に近寄ると。

「ああ…盛り上がってるようで、いいですね。」

陸さんの父は、庭を見渡して笑った。

着ぐるみが増えてるのは…誓かな。

それにしても…

警察の秘密機関だよね?

あの着ぐるみって、普段何かで着てたりするのかな?

何のためにあるんだろう?


「あの…奥様は?」

父が一人なのが気になって問いかけると。

「普段飲まないのに飲んだせいか、少し横になりたいと。失礼をしてすいません。」

申し訳なさそうな顔。

「あっ、いいえ、そんな…大丈夫ですか?」

「ええ。普通に眠っているだけですから。」

…陸ちゃんの父…

いい声してるなあ。

ふと、そんな事を思いながら声を聞いてると。

「さあ、たくさん食べて下さいね。係の者が張り切って焼き過ぎてるようなので。」

父は、バーベキューのコーナーを指差して言った。

「あ、はい。全力を尽くします。」

「…ふふ。」

「?」

笑われた…と思って目を丸くすると。

「ああ…失礼。では、ごゆっくり。」

「はい…」

歩いてく父の背中を見て…

「よし。」

あたしは、バーベキューのコーナーに向かった。

お皿を手にして、美味しそうなお肉を眺めてると…視線を感じた。

「……」

顔を上げて、辺りを見渡す。

…気のせいかな…

ここに来てからずっと…感じてる。

誰かが。

あたしの事…見てる。

…気がする。


「お肉いただきまーす。」

「どうぞ。」

お皿一杯にお肉を入れて、誓がいるテーブルに戻ろうとすると…

また…視線を感じた。

「……」

何だろ。

すごく…鋭い視線。

あたしはテーブルにお皿を置いて。

ゆっくりと麗と陸さんの方向に歩いて行く…と見せかけて。

「あの。」

「は…っ…」

陸さんの斜め後ろにいた男の人の前に立った。

「…はじめまして。」

そう挨拶されて…

「…はじめまして。桐生院麗の母です。」

あたしは、そう挨拶した。

「…え?」

その人は、麗を見て、あたしを見て。

「…新婦様の…お母さまでいらっしゃいますか…」

少し元気のない声で…言った。

…誰だろう。

顔は…見覚えない。


だけど…



この…

この、声。


…ずっと昔から知ってる…

この…声。




…誰?

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