アメジストさんのブログ

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昔、昔のお話 9

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2017/09/06 02:26:01

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週があけて、月曜日。
Sさんは珍しく社内にいた。
Sさんは私よりも13才年上で大人。
だからなのか、前の週金曜日に
振り払ってでもSさんと
一緒にいなかったことなんかで
怒るような人ではなかった。
「旅行行こっか」
たまたまミーティングで
みんながが会議室に入り、
私は営業ルームに用事があって
営業ルームにいた時にSさんが
やってきて、そう声をかけてきた。
「◯日金曜日、出張で△△県にいる。
金曜日仕事終わったら△△県おいで。
これ、チケット。観光しよう。
明日から長期出張だから
いつ渡そうか、タイミング見てた。」
と、笑顔でチケットを差し出すSさん。

もう予約してくれていたんだ……
大人……。さらにその笑顔……
だめだなー私。と思いながら
「ありがとう」と言って
チケットを受け取った。
この日は私は残業で、
同期の I も残業をしていた。
誰もいなかったので
私は I にSさんとのことを報告した。
Iは「あちこちにバレないように」
と助言をしてくれた。
そしてTさんが気になることも
伝えると、
「いいと思う、がんばれよ」と。
Tさんは後輩になる I をとても
可愛がっていた。
IもTさんを慕っていた。
I が私の相談相手だということは
誰も知らない。

Sさんとの旅行の日。
私はもらったチケットで
Sさんとの待ち合わせ場所に
向かった。
駅には車でお迎えにきてくれて、
ある温泉で1泊。観光をして
次の日に自宅近くまで
送ってくれた。
いつも全部出してもらって
ばかりでもうしわけない気持ちと、
楽しませてくれてありがとうという
気持ち。
今まではそれだけだったけど、
この時は【ごめんなさい、Sさん】
という新しい気持ちがうまれていた。
それは Tさんのことを好きになって
しまっていた私の本当の気持ち
だったからかもしれない。

私はTさんに夢中になっていた。
Tさんとは相変わらず
キスさえもしていないけれど
ものすごくタイプなこと、
そばにいてくれる安心感、
いつも笑顔でいれる時間が
たまらなく好きだった。
もうTさん以外の人に
興味はなかった。

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