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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)20禁断の扉

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テーマ:小説 > 官能小説

2017/09/05 06:57:29

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「今度の金曜日なんだけど送別会があって……」
「金曜か……わかった、早く帰るよ」
「金曜日、ママいないの?やったー!パパ何食べに行く?」
夫と娘は楽しそうに、どこの店に行こうかと相談している。

ごめんなさい……

私は二人の背中に心の中で謝罪した。

金曜日の朝、クローゼットを開ける。黒いスーツではなく、淡いピンクのタイトスカートが目にはいった。久しく着ていない。

これにしようかな……

白のブラウスを合わせる。

「珍しいな……」
「あ……うん、今日は送別会だから」
「ふーん…」
夫は私の服には何も言わない。関心がないというのか……。夫ではない男のために選んだ服を着ている。この人はそれをわかっているんだろうか。そんな疑問を抱きつつ、私は家を出た。

思いの外、仕事がすすむ。早く待ち合わせ場所に行きたい気持ちがそうさせたのか。待ち合わせ時間の1時間以上前にはあのホテルに着いてしまった。

どうしよう……

迷った挙げ句、デパートで時間を潰すことにした。

キラキラとしたコスメフロア。

新しい口紅も最近は買ってないな……

赤やピンクの口紅が並ぶ。こういうところはテンションが上がる。
「何か……お探しですか?」
「あ…いえ……」
「宜しかったら、お試しできますよ?」
店員に言われるがまま、鏡の前に座った。
「どんなものが宜しいですか?」
「そう…ですね……」
「新色があるんですけど、いかがですか?」
「じゃあ…それを」
それは真っ赤な口紅だった。

ちょっと派手すぎないかなぁ……

私がつけるのは、少し赤みがあるピンク。こんなに鮮やかな色をつけたことない。

「とても発色が良くて、おすすめなんです」
鏡にうつる自分が別人のように見えた。
「綺麗……」
「そうなんですよ!派手に見られがちなんですけど、案外つけてみると肌馴染みがいいんです。あと、もう少し……」
店員がブラシとパフを片手に私のメイクを直していく。

「いかがですか?」
「すごく……いいです」
まるでメイク仕立てのように、肌に艶と明るさが出ている。それによく映える口紅。

これなら……蓮司さん喜んでくれるかな?

私はその口紅を買った。久しぶりの新しい口紅だった。

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