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番外編・約束

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/09/03 23:12:47

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『それ、冗談とかじゃないよね?』

あえて聞いてみた。


『こんなつまんない冗談言わないよ!』


電話の向こうからなつめちゃんのムッとした声が返ってきた。



『なんでナナちゃん?ユウキとは関わり無いよね?』

『多分…私のせい……………。ごめん……。』

『なつめちゃん?』




『ナナちゃん、私と間違われたみたいなの。』




そういう事か。
確かに後ろ姿は似てるかも。






『でも、なんでユウキの仕業ってわかったの?』

『だって、さっきまで事務所に善のお父さんが来て
そう言ってたから間違いないよ。』

『……なるほど……』




そっちは修羅場だったのか。





俺が最後まで、善さんに言われた通りになつめちゃんのボディーガードしとけば
こんなことにナナちゃんを巻き込まなかったかもしんないのに……



『………はぁ…ほんと……何やってんだろ…俺…』


『ナナちゃんの事、助けに行くよね?』


『………………』



リュウの組がユウキの店を潰しに行くのは
明日なんだけど



『銀次君?』


『………………そんなの、待ってらんねーよ…』




心配そうな顔でこっちを見てる紅子さんと目が合った。





『え?なんか言った?』

『いや、場所は分かってるの?』

『藤川さんが言ってた店で間違いないよ。』

『わかった。』



電話を切った。







『ごめん、紅子さん。もう俺、行かないと。』

『銀次、ひとりは駄目よ。』






『俺に女の子には優しくしろって教えたの
紅子さんだよ?』

『ひとりで突っ走るなって善に教わったでしょう?』




『あー……言われたかも。
……俺、善さんに言いたいこと結構あるんすよね~』




『善に?』

紅子さんは怪訝な顔で首を傾げた。




『帰ってきたら、絶対善さんに6年分の文句言います』


なんか我ながら微妙な目標だな。




『だから俺の席、片付けないで待ってて下さいね!』




紅子さんの呼び掛けを無視して、病室を出た。



最後に会えて良かった。

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コメント1

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  1. おかちさん(99歳)ID:6593316・09/03

    最後に会えて……って(/´△`\)

    まさか、そんなことはないですよね❔❔

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