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こぼれ話 お前にはまだ早い①

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2017/09/09 23:00:19

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前回と続いてます。







事務所に着くと、先生は廊下の奥にある部屋に行って、


『先生ーー 村井が来ましたー』




と、大きな声で部屋の中にいる人に声をかけた。




出てきたの志水先生だった。





夏の県大会ぶりだ。 志水先生は、県大会の時とは別人のような笑顔で私を迎えてくれた。

平田先生の話を思い出す。






挨拶を済ませ、別の廊下に向かい、一番奥の個室へ先生と入る。




個室にはグランドピアノが部屋の真ん中に置いてあって、そのピアノが部屋の大部分を占めている。部屋の残った隙間には譜面台が立ててあった。



入って左側には大きな窓がついていて、ブラインドが下がっている。




先生に言われ、私はその窓の下に置いてあるイスに荷物を置き、そのすぐ床で楽器を組み立てた。





先生も楽器を組み立て、レッスンが始まる。







入試用の曲を頭から吹き始める。




部屋は狭いので、先生は私の直ぐ隣に立って聞いている。

いつもはもっと広い部屋だし、先生は出来るだけ私から遠くに立って私の音を聞くので、この至近距離はちょっといつもとは違って緊張しているのが自分でも分かる。









曲が中盤にさしかかった時、先生が譜面台をタンタンタンと叩きながら大きな声で止めた。




『ストップストップ!』



!?  ビックリして吹くのを止めた。


『お前なんかいつもと吹き方違くない!?』

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