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幸せのかたち

悲しい初恋から…2度目の恋…辛い別れ…そして現在まで

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悲しい知らせ

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テーマ:小説 > 家庭

2017/08/31 22:19:27

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陸は、まだお酒が残っていたのか

私と会話していても、

いつもと反応が違っていたので、

話をするのも嫌になってきて、

菜乃花「今から病院に行ってくる。
病院内では携帯使えないから
電源オフにしているからね。」

冷たくそう言って、電話を切った。

電話を切ってからも、

次に陸に会ったらどうやって

懲らしめてやろうか!と、思っていた。

深呼吸してイライラした気持ちを

出来るだけ沈めて、

父が入院している病院へ向かった。

病院に着くと隆司さんが

待合室の椅子に座っていて、

私を見つけると急いで歩いてきた。

隆司「おはよう。良かった、会えて。」

慌てている様子だった。

菜乃花「おはようございます!」

隆司「昨日は、祖母の事、ありがとう。
最後にちゃんと、お礼を言いたくて。」

菜乃花「いえ。」

隆司「昨夜、祖母が亡くなったんだ。」

菜乃花「えっ?」

隆司「あのあと…静かに息を引き取ったよ。」

おばあさんは、いつ亡くなっても

おかしくない状況がずっと続いていたので、

身内の方はみんな覚悟は出来ていたらしい。

最後に私を隆司さんのお母さんと勘違いして、

とても喜んで明るく過ごしていたおばあさんは、

とても幸せそうで、そんなおばあさんの姿を

見ることが出来て良かった。

本当にありがとうとお礼を言われた。

私は、驚き過ぎて隆司さんにかける言葉も

見当たらず、ただ、涙がぶわーっと流れてきた。

隆司「菜乃花ちゃん、泣かないで。
祖母は、とても幸せに旅立てたんだから。
お葬式はごく身内だけですることにしたんだ。
もう、行くね。ありがとう。」

そう言って病院から、出ていった。

私は、しばらく放心状態で、

その場に突っ立っていた。

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