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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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2人きり《316》

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テーマ:小説 > BL

2017/08/30 19:42:01

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





先に食べ終わったホストたちは、指名中の
ホストたちと交代するため、ホールへ戻って
いった。

さっきまで賑やかだったバックヤードに
静寂が訪れる。


「あっちゃん」

「店では、カオルか店長と呼べ」

「んだよ…。ねえ、あっちゃん。どうして
アイツと同じ匂いなの?簡単に買えない
香水なんでしょ」


カオルは食べ終わった食器を重ねる。


「ねぇってばぁ」

「そんな事、説明しなくても判るだろ」

「判んないよ……わかりたくないし」

「教えてやろう。俺の匂いがタクミに移る
くらい、抱きしめだけだ」

「っ!」


ガシャン!


ケンスケはまだお茶の入っているグラスを
壁に投げつけた。


「はぁ、お前なぁ、その物にあたるくせ、
なおせよ」

「うるさい、うるさい、うるさい!昔と
同じ事いうな」

「悪い癖だ」


ケンスケは立ち上がり、座っているカオルの
首にしがみついた。


「だったら、あっちゃんがそばにいて、その
俺の癖、なおしてくれよ」

「離れろ」

「やだ」


カオルは両腕をダランと下げ、力を抜く。
すると、首筋に水滴を感じる。


「ケン…」

「本当にもうダメなの?」

「ああ」

「なら、俺があっちゃんの事嫌いになって
センジさんと付き合っても平気?」


カオルは片手をあげ、ケンスケの背中を
ポンポンと叩いた。


「ケンが幸せになれるなら、俺は祝福する」

「でも俺はあっちゃんがアイツと幸せに
なるのを祝福なんてできないよ」

「構わないさ」


ケンスケの腕にギュっと力がはいる。


「あっちゃん、最後に思いっきり抱きしめて」

「それは無理だ」

「だよね……あっちゃん、真面目だもん」


ケンスケはカオルから離れ、涙にぬれた瞳で
見つめた。額をコツンと当てる。
今にもキスをしてしまいそうな距離で…






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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6591804・08/31

    アメジストさん

    あ、ああ~😱

  2. アメジストさん(37歳)ID:6591574・08/30

    たっくん、ここに来ないでねー
    ₍₍⁽⁽(ી( ˃ ⌑︎ ˂ഃ )ʃ)₎₎⁾⁾
    勘違いしちゃうよぉー˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓︎˂̣̣̥᷅ )‧º·˚

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