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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

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賄い《315》

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テーマ:小説 > BL

2017/08/29 17:58:49

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  • 2

☆ボクはそれでも恋をする☆       





言いたい放題言われたタクミは苦笑いして
まだ待っているほかの客の対応に専念した。



カオルは事務所で防犯カメラを通して
今のやり取りをみていた。もちろん、音声
は無い。

ニコニコ対応していたタクミは、ケンスケが
現れ2~3言葉を交わしたあと、急に笑顔が
ぎこちなくなったのを見逃さない。

その変化はカオルにしかわからない程、僅か
なものだった。



時間が遅くなるにつれて、客もひけてくる。
手の空いたホストがポツポツバックヤードに
戻ってきて、賄いを食べる。


「お疲れさん」


カオルも軽く食事をとろうと、ホスト達に
まざりに来た。


「店長、お疲れさまです」

「いいか、ここ」

「もちろんですよ」


すみにあった椅子を引きよせ、同じテーブル
につく。


「どうだ、うまく回ってるか?」

「はい、タクミさんの指揮系統は凄いですよ」

「そうなんです、店長」


ホストたちは少し興奮気味に、タクミの
働きぶりを語る。


「へぇ、アイツがね…」

「細かい所までしっかりみててくれて、店長の
采配に劣ってなかっです」

「俺は隠居でもいいかぁ」

「いやいやいや……」


和んでいる所へ、ケンスケが入ってきた。


「お腹すいたぁ」

「ケンさん、賄い、そこにあるよ」

「おお~!今夜はなぁに?」


1人分持って、カオルの横に座った。
すると、ケンスケが何かに気づく。


「あれ、あっちゃんの香水……」

「どうかしたか?」


食べ終わったホストがケンスケに顔を
近づけてきた。


「ケンさん、判る?その香水すっげぇ~
高いブランドものなんだよ」

「そうなの?」

「そうそう、俺らの給料じゃ買えないって」


カオルを見上げる。


「お前ら、暗に給料上げろって言ってるのか?」


ケンスケに視線すら向けずに、冗談を言う。


「違います。いや、上がったら嬉しいけど」

「じゃあ、指名をもっと取ることだな」

「うわぁ、藪蛇ぃ~」


ケンスケは話に入らず、黙々と食事を
すすめた。






〇(-_-)

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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6591438・08/30

    アメジストさん

    お待たせいたしております<(_ _*)>

  2. アメジストさん(37歳)ID:6590943・08/29

    続きが気になるぅ〜(>人<;)

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